ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、打撃だけでなく走塁面でもその卓越した能力を発揮しています。
2024年11月に左肩の手術を受けた後も、積極的なリハビリとトレーニングを続け、2025年2月27日(日本時間)には実戦形式の打撃練習(ライブBP)に参加しました。
この練習では、マイナーリーグの右腕投手から飛距離130メートルの特大ホームランを放ち、その後、サブグラウンドで「スポーツブラ」を着用してベースランニングを繰り返しました。
特に、昨季のワールドシリーズ後に手術した左肩への負担を軽減するため、左手を地面につけないスライディングの練習に注力しています。
3月1日の古巣エンゼルスとのオープン戦で打者として初出場を予定しており、走塁への意識も高まっています。
大谷翔平、二刀流復帰で盗塁数は減少するのか?

今季、約2シーズンぶりに投打の二刀流に復帰する大谷選手について、ロバーツ監督は
「投手としての負担が増えるため、昨季のように多くの盗塁は難しく、盗塁数は減るだろう」
とコメントしています。
オープン戦でも盗塁を控える意向を示しており、故障リスクや本人の負担を考慮して、投球と打撃に専念させたい考えです。
大谷翔平、自身の走塁意識を語る

しかし、大谷選手本人はこれに対し、
「投げている試合であっても、次の塁を狙う意識は変わらない」
と明言しています。
盗塁についても
「後続打者による。併殺打が多い打者が続くなら、リスクが高くても盗塁を試みる必要がある」
と述べ、昨季同様に積極的な走塁を示唆しています。
チーム事情が大谷翔平の盗塁に影響を与える?

ロバーツ監督は、大谷選手を昨季同様1番打者として起用する方針を明らかにしています。
2番にムーキー・ベッツ、3番にフレディ・フリーマンを配置し、MVPトリオを形成する予定です。
しかし、ベッツやフリーマンは併殺打が少なくないため、大谷選手は併殺を避けるために盗塁を試みる必要性が高まる可能性があります。
昨季、フリーマンはチームトップタイの13併殺(リーグ11位)、ベッツは左手骨折で約2か月間離脱しながらも10併殺を記録しています。
さらに、4番を打つテオスカー・ヘルナンデスもフリーマンと並ぶ13併殺を記録しています。
大谷翔平、「スポブラ」着用でさらなる機動力向上へ

大谷選手は、今月上旬の自主トレ開始以降、投手・野手としてのリハビリに加え、肩や胸、腰に「スポーツブラ」を装着してスピードや加速度を計測し、機動力の向上に努めています。
左手を地面につけないスライディングは簡単ではありませんが、大谷選手は貪欲に新たな挑戦を続けています。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
大谷翔平二刀流復帰でも盗塁まとめ
大谷翔平選手は、二刀流復帰に伴う負担増加や監督の方針にもかかわらず、積極的な走塁意識を持ち続けています。
チーム事情や自身の意識から、今季も盗塁を試みる姿勢を示しており、「スポーツブラ」を活用したトレーニングでさらなる進化を遂げています。
よくある質問(Q&A)
Q1: 大谷翔平選手は今季も二刀流でプレーする予定ですか?
A1: はい、大谷選手は約2シーズンぶりに投打の二刀流に復帰する予定です。
Q2: 大谷選手の盗塁数は今季減少すると予想されていますか?
A2: ロバーツ監督は投手としての負担増加を理由に盗塁数の減少を予想していますが、大谷選手本人は積極的な走塁意識を持ち続けています。
Q3: 大谷選手が着用している「スポーツブラ」とは何ですか?
A3: 「スポーツブラ」は、肩や胸、腰に装着してスピードや加速度を計測するデバイスで、トレーニングの一環として使用されています。
Q4: 大谷選手は左手を地面につけないスライディングを練習していますか?
A4: はい、左肩への負担を軽減するため、左手を地面につけないスライディングの練習に注力しています。
Q5: 大谷選手は今季のオープン戦でいつ初出場する予定ですか?
A5: 3月1日の古巣エンゼルスとのオープン戦で打者として初出場を予定しています。
コメント