ドジャースに加入した大谷翔平選手は、2024年は右肘手術の影響で野手に専念することになりました。
昨季は二刀流でプレーしながら本塁打王に輝いた大谷選手ですが、打者一本でプレーすればどうなるのでしょうか。
MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は、次の3冠王候補に大谷選手の名前を挙げました。
この記事では、大谷選手が3冠王になる可能性や、ドジャース移籍でどのような影響があるのかについて考察していきます。
3冠王とは何か?
3冠王とは、打率、本塁打、打点の3つの部門でリーグ1位になることを指します。
歴史的に見ても、3冠王は非常に稀な偉業であり、MLBでは1920年以降、10人(12回)しか達成していません。
最近では、2012年にタイガースのミゲル・カブレラ選手が3冠王になりました。
3冠王になるには、高い打撃力はもちろん、チームメイトや対戦相手、球場などの様々な要素に恵まれる必要があります。
特に打点は、自分の打席にランナーがいるかどうかや、打順や打線の影響を受けやすい部門です。
そのため、3冠王は個人の実力だけでなく、チームの状況や運も大きく左右します。
大谷翔平選手は3冠王になれるのか?
では、大谷翔平選手は3冠王になる可能性があるのでしょうか。昨季の成績を見てみましょう。
大谷選手は、打率.304、44本塁打、95打点を記録しました。
本塁打ではリーグ1位でしたが、打率では7位、打点では14位でした。
数字だけ見れば、本塁打と打点は2021年に及ばなかったものの、初の打率3割、OPSも1台を記録したことで、打者としての成長が見られました。
しかし、終盤は怪我の影響で欠場となり、3冠王争いから遠のきました。
しかし、大谷選手が3冠王になる可能性を否定することはできません。
なぜなら、彼は昨季、二刀流でプレーしながら、打者としてもトップクラスの成績を残したからです。
特に6月は絶好調で15本塁打を放ち、中盤までは打撃3冠王も狙える位置にいました。
もし、投手としての負担がなく、怪我もなければ、さらに高い数字を残せた可能性は高いでしょう。
また、ドジャースに移籍したことで、打点を増やすチャンスも増えるはずです。
ドジャースは昨季、リーグ最多の853得点を挙げた強力打線を誇ります。
大谷選手は恐らく2番を務めることが多くなると思われますが、その前にはMVP候補のベッツ選手やシーガー選手がおり、その後にはMVP受賞者のベリンジャー選手やターナー選手が控えています。
このように、出塁率の高い選手や長打力のある選手に囲まれれば、大谷選手の打点の機会は格段に増えるでしょう。
大谷選手の打点のキャリアハイは2021年の100ですが、昨季ドジャースで2番を打ったフリーマン選手は102打点をマークしています。
もちろん、3冠王になるには、他の選手との競争も激しいです。
ナ・リーグでは昨季、マット・オルソン選手が54本塁打、139打点で2冠王に輝きました。
また、フアン・ソト選手やアーロン・ジャッジ選手など、打撃3冠王を狙える選手は多数います。
しかし、大谷選手はフィールド上でできないことがないことは、私たちは知っています。
満票MVPを獲得した選手が、3冠王を防止される要素は何もないと言っても過言ではありません。
※おすすめ記事!【完全版】大谷翔平選手の学生時代!はコチラ
大谷翔平三冠王まとめ
この記事では、大谷翔平選手が3冠王になる可能性や、ドジャース移籍でどのような影響があるのかについて考察してみました。
3冠王は非常に難しい偉業ですが、大谷選手は二刀流でプレーしながらも本塁打王になりました。
打者に専念すれば、さらに高いレベルに到達できる可能性があります。
ドジャースの強力打線に加われば、打点の増加も期待できます。
大谷選手は、次の3冠王候補として、私たちに驚きと感動を与えてくれるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント