こんにちは。大谷翔平選手が2023年シーズンを経て、10年総額7億ドル(約1015億円)の大型契約でドジャースに移籍した。
彼のストイックさは多くの報道で取り上げられており、実際にその行動に番記者たちも舌を巻くばかりだ。
この記事では、アメリカの番記者であるサム・ブラム氏とディラン・ヘルナンデス氏が、日本人記者の志村朋哉氏に明かした大谷翔平選手の驚くべき事実を紹介する。
メジャー初完封を達成した 40分後の試合で2ホームラン
志村朋哉氏が2023年の大谷翔平選手の活躍について振り返ると、サム・ブラム氏は以下のように答えた。
「打撃は素晴らしかった。でも、毎日プレーし続けようとする姿勢が最も印象に残った。エンゼルスが大谷をトレードしないと決めた直後のデトロイトでのダブルヘッダーでは、大谷は第1試合に先発してメジャー初完封を達成した。その40分後の第2試合では、2本のホームランを打った。」
彼のストイックさは度を超えており、肘の靭帯を損傷した後も試合に出場し続けた。
8月23日に肘の靭帯を損傷した際も、大谷選手はレッズとのダブルヘッダーに登板した後、第2試合にも出場していた。
寮生活を続けた日本ハム時代
ディラン・ヘルナンデス氏は、大谷翔平選手が日本ハムでプレーしていた頃の話を語った。
「彼が日本ハムでプレーしていた頃、球団は1年目、2年目の若い選手のために寮を用意していた。その期間が終われば寮を出るのが普通なんだけど、大谷は『練習場のすぐそばだし、食事も出るから』とそこに住み続けていた。」
大谷選手の野球一筋の姿勢は、彼の生活スタイルにも表れており、常に野球のことを考えて行動していた。
大谷は世界最高の野球選手
志村朋哉氏が大谷翔平選手が世界最高の野球選手かどうかを尋ねると、ディラン氏とサム氏は以下のように答えた。
「大谷は現役で最高の打者か?そうとも言えるし、そうでないとも言える。最高の投手か?おそらく違うだろうけど、そうなる可能性はあるかもしれない。でも全てを足し合わせると、比較になる選手なんていない。議論の余地すらない。」
二刀流の未来
大谷翔平選手の二刀流がどれだけ続けられるかについて、ディラン氏は以下のように述べた。
「一般的に、修復した靭帯の寿命は5年くらいと言われている。大谷が40歳までプレーするには、パワーを維持してホームランを打ち続ける必要がある。簡単ではないと思う。」
サム氏も長く二刀流でプレーすることに懐疑的であるとしながらも、大谷選手の身体のケアに対する意識の高さを評価している。
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大谷翔平衝撃の事実まとめ
大谷翔平選手のストイックな姿勢と野球一筋の生き方は、彼を世界最高の選手に押し上げている。
その一方で、彼の健康管理と将来のプレースタイルには多くの課題も存在する。
彼が今後もどのように成長し続けるのか、注目が集まるところである。
最後までご覧いただきありがとうございました!
(本稿は、サム・ブラム、ディラン・ヘルナンデス、志村朋哉『米番記者が見た大谷翔平 メジャー史上最高選手の実像』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。)
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