2025年シーズン、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が再び投手としてマウンドに戻ろうとしています。
二刀流で世界を驚かせ続ける彼が、今回の復帰で注目されているのが「スイーパー」という変化球の使い方です。
この記事では、大谷翔平選手のスイーパーを中心に、肘の負担を抑えるフォーム、今季の成績予想まで、スポーツ科学の視点から徹底解説します。
スイーパーとは?大谷翔平が多用する理由とは?

スイーパーとは、横に大きく変化するスライダー系の変化球で、特に右打者への有効性が高いとされています。
大谷翔平選手は2023年シーズンに全投球のうち35%をスイーパーに割いており、直球(33%)を上回る使用率でした。
この球種は、ストレートと同じ軌道から鋭く横に変化し、打者にとっては非常に見極めが難しい球となります。
しかしその一方で、スイーパーは肘にかかる負担が大きいという指摘もあります。
投球時に強く手首を使い、指先でボールを鋭く切る必要があるため、肘の内側に大きなストレスがかかります。
これが、フォームや投球スタイルの見直しにもつながっているのです。
なぜショートアームフォームに変更したのか?

大谷選手は2018年のトミー・ジョン手術以降、肘への負担を減らすために「ショートアーム」と呼ばれるコンパクトなフォームへと変更しました。
従来の大きなテイクバックではなく、腕をあまり後ろに引かず、素早く投げるスタイルです。
この変更には、肩の内旋動作による肘への負荷を軽減する狙いがあります。
最近の研究では、リリース直後にも肘へのストレスがかかることが分かっており、この点でもショートアームは有効とされています。
また、このフォームの変更によって、直球にカットボールのような横変化が加わり、スプリットやスイーパーとのコンビネーションがより効果的になったという利点もあります。
スプリングトレーニングで見せた今季のフォームは?

2025年のスプリングトレーニングでは、さらにコンパクトになったフォームで投球練習をする大谷選手の姿が確認されています。
従来よりもリリースポイントが前になり、球持ちが短くなったことで、打者にとってはよりタイミングが取りにくい投球となっています。
フォームの修正には時間がかかることもありますが、大谷選手はその変化に順応しつつあるようです。
本人にとっても手探りの部分はありますが、自身の身体に最も負担の少ない形を模索しているのです。
今季は何イニング投げられる?成績予想は?

今季、大谷翔平選手はブルペンデーの先発や中継ぎとしての起用が想定されています。
メジャーリーグでは復帰後の投手に対してイニング数の管理が厳しく、年間で50イニング程度投げられれば十分と考えられます。
中継ぎ起用のメリットとしては、球種を絞って全力投球できることや、登板間隔を空けることで肘への負担を最小限に抑えられる点が挙げられます。
2度目の手術後ということもあり、先発で長いイニングを任せるのは現実的ではないでしょう。
肘の故障を防ぐには?鍵は指と手の筋肉にあり?

肘の負担を軽減するためには、単にフォームを修正するだけでなく、手や指の筋肉を強化することも重要です。
特に、薬指と小指を手のひら側に引く動作で使う筋肉が、肘の内側の靱帯を守る役割を果たしています。
ボールの握り方やリリースの際の指の使い方を最適化し、肘に過度な負担がかからないよう工夫することが、長く投げ続ける鍵となります。
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大谷翔平スイーパー2025まとめ
大谷翔平選手の投手としての復帰は、スイーパーという変化球の扱い方や、フォームの工夫、手指の筋肉の使い方など、スポーツ科学に基づいた細やかなアプローチに支えられています。
2025年シーズンでは、無理のない形でマウンドに戻り、再び世界を驚かせてくれることでしょう。
ファンとしても、彼の一投一投に注目したいところです。
よくある質問 / Q&A
Q. スイーパーはなぜ肘への負担が大きいのですか?
A. スイーパーは手首や指先で大きな横回転を加えるため、肘の内側に強いストレスがかかるとされています。
Q. ショートアームフォームの利点は何ですか?
A. テイクバックを抑えることで肩や肘への負担を軽減し、リリースの安定性も向上する点が利点です。
Q. 大谷翔平は今季何試合に登板すると予想されますか?
A. 登板数は未定ですが、年間で50イニング程度の投球が目標とされており、主に中継ぎでの起用が見込まれます。
Q. スプリットとスイーパーのコンビネーションの効果は?
A. 両球種ともストレートに似た軌道から変化するため、打者のタイミングを外すのに非常に効果的です。
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