ドジャースに移籍した大谷翔平選手は、新しいチームメートとどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか。
MLB担当・柳原直之記者が、ドジャースの正遊撃手候補のラックス選手に直撃取材しました。
その内容から、大谷選手がアニメの話題で交流の輪を広げていることがわかりました。
大谷翔平選手とラックス選手の出会い
ラックス選手は、26歳の有望株で、16年のドラフト1巡目でドジャースに入団しました。
昨シーズンは、怪我の為出場はありませんでしたが、今年は、正遊撃手の座を狙っています。
ラックス選手は、9日の大谷選手の会見で、ドジャースタジアムでの自主トレで約1カ月、一緒だったラックス選手とビューラー選手について
「最初に会った2人は(話すのが)楽」
と語っていたことを明かしました。
「彼はすごくフレンドリーで、すぐに仲良くなれました。彼は英語が上手だし、ジョークも言えるし、チームに馴染んでいます」
とラックス選手は大谷選手を絶賛しました。
大谷翔平選手の驚異的なパワー
ラックス選手は、9日に山本由伸選手のブルペン投球の打席に立ちました。
その際に、大谷選手のトレーニングを目撃したそうです。
「翔平は(あおむけの体勢で一方の手で垂直方向にダンベルを挙げる)シングルアームプレスで110ポンド(約50キロ)を挙げていたんです。モノが違うと思いました。僕は70ポンド(約32キロ)がやっとですから」
と驚きを隠せませんでした。
シングルアームプレスは、上半身の筋力を鍛えるトレーニングで、特に肩や胸の筋肉に効果があります。
大谷選手が挙げていた重量は、一般的な男性の平均よりもかなり重いと言えます。
ラックス選手は、大谷選手が左腕で挙げていたと思っていたそうですが、実は手術した右腕だったということを後で知りました。
それに更に驚いたといいます。
「彼は本当に強いです。彼のパワーは、バッティングでもピッチングでも見られます。彼はチームにとって貴重な選手です」
とラックス選手は語りました。
大谷翔平選手とアニメの話題
ラックス選手は、大谷選手がアニメが好きだと聞いていると言いました。
そして、自分もアニメが好きだと明かしました。
「僕が一番好きなアニメは断然“Demon Slayer”です。あのアニメはすごく面白いし、アクションも素晴らしいし、ストーリーも感動的です。翔平はどんなアニメが好きか聞いてみたいです」
とラックス選手は笑いました。
“Demon Slayer”は、「鬼滅の刃」という日本の人気漫画を原作としたアニメで、米国でも大ヒットしています。シーズン4の「柱稽古編」は今春放送開始予定です。
大谷選手も、20年11月のスポニチ本紙インタビューで
「アニメも最初ちょろっと見ましたけど、漫画でほぼ読みました」
と話していました。
エンゼルス時代と同じように、アニメの話題で交流の輪を広げる姿がイメージできます。
ラックス選手は、大谷選手とアニメの話をすることで、より親しくなれると期待しています。
「彼はすごくいい奴です。彼と一緒にプレーできるのは光栄です。彼ともっと話をして、彼のことをもっと知りたいです。彼は僕の憧れの選手です」
とラックス選手は熱く語りました。
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大谷翔平チームメート共通点まとめ
ドジャース・大谷の独自のコミュニケーションについて、新チームメートのラックス選手に直撃取材した内容でした。
その内容から、大谷選手がアニメの話題で交流の輪を広げていることがわかりました。
大谷選手は、驚異的なパワーとフレンドリーな人柄で、チームにすぐに馴染んでいます。
ラックス選手は、大谷選手と一緒にプレーできることを喜び、彼ともっと仲良くなりたいと話していました。
ドジャース・大谷の活躍に期待が高まります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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