大谷翔平の投手復帰はいつ頃になるのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、2025年5月10日(日本時間11日)に敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦前にブルペン入りし、35球を投げました。
これは、約3週間前から再開している投球練習の一環で、ストレート、ツーシーム、カットボール、スプリットを織り交ぜた内容でした。
特に注目されたのは、20球の後に5分間のインターバルを取り、試合を想定した形で15球を追加投球した点です。
最後の5球はクイックモーションで投げており、段階的に実戦復帰に向けた調整が進んでいることがうかがえます。

ロバーツ監督の慎重な姿勢とは?
デーブ・ロバーツ監督は、大谷選手の投球練習を見守った上で
「アップダウンのあるイニングをシミュレートするという意味で非常に重要だ。5~7分の休憩を挟んで再び投げることで、どう反応するかを確認している」
と語りました。
また
「我々は非常に慎重に取り組んでおり、焦らず進めていきたい」
とも述べ、次のステップについては
「まだ未定」
としています。
チームとしてもエースとしての起用には万全な準備が不可欠であるとの考えを貫いています。
現在の打撃成績はどうか?
この日の試合で大谷選手は「1番・DH」で先発出場し、初回の打席で痛烈な右前打を記録。
3打数1安打という成績でした。
3試合連続本塁打とはならなかったものの、8試合連続安打を継続中で、コンディションは明らかに上向きです。
投手としての復帰はいつ?今後のスケジュールは?
今後の調整としては、ライブBP(打者との対戦練習)や紅白戦形式の登板など、実戦に近い形でのステップが予定されています。
しかしロバーツ監督は
「ライブBPや紅白戦、さらにはスライダーを解禁する段階まで考えると、復帰までにはまだ数ヶ月かかる見通し」
と話しており、早期復帰の可能性は低いようです。
それでも、ドジャースの先発陣が不安定な中、大谷選手の投手復帰がチームに与える影響は非常に大きく、フロントとしても注視している状況です。
打者としての負担とのバランスは?
現在の大谷選手は打撃で好成績を収めており、リードオフマンとしての役割を十分に果たしています。
そのため、打者と投手の両立を無理に急がせるわけにはいかず、フロントや首脳陣は「あせりは厳禁」の方針で統一されています。
現状では、打者としての好調をキープしつつ、時間をかけて段階的に投手としての復帰を目指すという戦略が採られています。
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大谷翔平投手復帰慎重な調整まとめ
大谷翔平選手の投手復帰に向けた調整は着実に進んでいますが、ロバーツ監督やチームは非常に慎重な姿勢を維持しています。
無理のないスケジュールで投手としての完全復活を目指しつつ、打者としては高いパフォーマンスを維持しており、チームへの貢献は大きいです。
今後も段階的に調整が進むことで、2025年シーズン後半には二刀流復活の可能性も期待できそうです。
よくある質問(Q&A)
Q1: 大谷翔平選手の投手復帰はいつ頃になりますか?
A1: 明確な時期は未定ですが、ロバーツ監督は「数ヶ月はかかる見通し」と語っており、夏以降の復帰が予想されます。
Q2: 現在の調整段階はどこまで進んでいますか?
A2: ブルペンで35球を投げるなど、実戦形式の練習に入る直前の段階まで来ています。
Q3: 打撃の状態は良いのですか?
A3: はい。現在8試合連続安打中で、打率や長打率も上昇傾向にあります。
Q4: 両立に向けた課題はありますか?
A4: 最大の課題は負担のバランスです。打撃が好調な今、投手としての復帰を急がず慎重に進める必要があります。
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