山本由伸はなぜゴールドグラブ賞の候補に入らなかったのか?

米大リーグは11月2日(日本時間3日)、今季のゴールドグラブ賞受賞者を発表しました。
世界一に輝いたロサンゼルス・ドジャースからは選出者がゼロという結果に終わり、ネット上では疑問と驚きの声が相次ぎました。
特に話題になったのは、ワールドシリーズで歴史的なピッチングを披露した山本由伸投手です。
ファンの間では「なぜ彼が候補にすら入っていないのか」との意見が噴出しています。
ファンを沸かせたワールドシリーズ第7戦の“神プレー”とは?
注目されたのは、ワールドシリーズ第7戦・延長11回の守備シーンでした。無死二塁の場面で、相手のカイナー=ファレファが三塁線へ絶妙な送りバントを転がしました。
処理が遅れれば一塁はセーフというきわどい打球でしたが、山本は投球後すぐにマウンドを駆け下り、右手でボールを拾って素早く一塁へ送球。
見事アウトを奪いました。
このプレーがSNS上で拡散され、米ファンからは次のような反応が寄せられました。
「こんな動きができるのか!」「非現実的だ」「歴史的なプレーだ」「他の誰もできない」「とんでもないアスリートだ」
そして多くのファンが
「ゴールドグラブの候補にすら上がっていないのは驚きだ」
と不満を漏らしています。
山本由伸は日本でも守備の名手だった?
山本投手は日本プロ野球(NPB)時代に3度のゴールデングラブ賞を獲得しています。
日本では投球だけでなくフィールディングの美しさも高く評価されており、
「投げても守っても一級品」
と称されてきました。
そんな守備の名手がメジャーでも超人的な動きを見せたことで、米国の野球ファンの間でも改めて山本の“万能ぶり”が注目されています。
なぜゴールドグラブ賞に選ばれなかったのか?
ゴールドグラブ賞は、守備機会・守備範囲・失策率・指標(DRSなど)に加え、監督・コーチの投票によって選出されます。
投手の場合、守備機会が限られるため統計的な評価が難しく、印象的な1プレーがあっても年間を通じた指標で上位に入らないと候補になりにくいという現実があります。
それでもファンの間では
「ワールドシリーズという最高の舞台であの処理を見せた投手を無視するのはおかしい」
といった意見が相次ぎました。
山本由伸が見せた“世界最高峰の守備力”
山本の動きは単なる俊敏さではなく、ピッチャーとしての位置取り・判断・フォームの安定性まで計算され尽くしていました。
投球フォームから守備姿勢への移行が極めて速く、
「投げた瞬間に守備の準備ができている」
ことが彼の特徴です。
ワールドシリーズMVPを受賞した理由の一つにも、こうした細部まで徹底したプレー姿勢があります。
山本由伸ゴールドグラブ賞逃した理由まとめ
山本由伸投手は、ワールドシリーズ第7戦での完璧な守備でファンを魅了しました。
それにもかかわらず、ゴールドグラブ賞の候補にすら選ばれなかったことに多くのファンが疑問を抱いています。
守備機会の少なさという制度上の壁はありますが、山本のプレーは「投手の守備の価値」を改めて世界に示した瞬間でした。
今後、こうした議論が評価制度の見直しにつながる可能性もありそうです。
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Q&A
Q1:山本由伸はこれまでどのくらいゴールデングラブ賞を受賞していますか?
A:日本プロ野球時代に3度受賞しています。メジャーでは今回が初の対象年でした。
Q2:ゴールドグラブ賞は誰が選ぶのですか?
A:監督・コーチの投票と、守備指標を組み合わせた総合評価によって選ばれます。
Q3:投手でもゴールドグラブ賞を取ることはありますか?
A:はい。過去にはグレッグ・マダックスなどが複数回受賞しています。ただし守備機会が少ないため難易度は高いです。
Q4:今回の山本の守備はどのくらい評価されていますか?
A:米メディアやファンの間では「今季ベストプレー級」「他の誰にもできない」と高く評価されています。
Q5:今後、山本由伸がゴールドグラブ賞を受賞する可能性はありますか?
A:十分にあります。メジャー2年目以降も安定してフィールディングを見せれば、必ず候補に挙がると見られています。

