どんな状況でマウンドに上がった?
「負ければ終戦」というまさに“崖っぷち”の状態で、ロサンゼルス・ドジャースは山本由伸投手に先発マウンドを託しました。
プレッシャーのかかるこの試合で、山本投手は6回1失点の粘り強いピッチングを披露し、勝利投手となりました。
試合後、山本は
「とにかくきょう勝ち切れたので本当に良かった」
と安堵の表情を見せました。
何が良かったのか?山本投手自身の振り返り
山本投手は以下のように語っています。
「前回は立ち上がりピンチを迎えたので、今回は特に抑えたいなと思ってた。まずそこがうまくいった。その先はランナーをためながらのピッチングがすごく多かったけど、何とか低め、低めに投げて行けた。1点は取られましたけど、何とかリードを守って次につなぐことができた。とにかくきょう勝ち切れたので本当に良かった」
立ち上がりでのピンチ回避と「低めに投げていく」ことを軸に、自らのピッチングを分析しています。
配球はどう変えた?前回登板との違い

「2戦連続だったので、相手もどんな待ち方をしてくるかなというのがあったので、少し探りながら入るボールもありましたし、まあ変えたところもあるし、逆に同じような配球をした場面もあった」
と山本投手は語っています。
つまり、前回登板を振り返った上で
「変える部分と変えない部分を使い分けた」
配球で相手打者を攻略。
軸をひとつに絞らず、状況に応じた投球を心がけていたことがうかがえます。
“プレッシャー”をどう受け止めたか?
「やっぱりプレッシャーはあったけど、とにかく良い結果になることを願ってというか、全力で投げた」
と山本投手。
この言葉から、重圧の中でも自分の投球に集中し、勝利を願いながらマウンドに向かった姿勢が浮かびます。
また、日本のファンへ向けては
「応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。最後総力戦になると思うので全力で、全員で勝ち切りたいと思います」
と感謝と決意を語りました。
今後に向けての展望と期待
「まあ本当によくやれたかなと思います」
と山本投手。
今回の勝利は、チームにとっても大きな前進となりました。
このような大舞台での安定感あるピッチングは、チームの勝負所において“信頼の柱”として大きな価値を持ちます。
そして、次戦以降
「応援したいです、はい、フフフ」
と笑顔で語ったように、背後からのエールも力に変えてさらに飛躍が期待できます。
山本由伸重圧下での全力投球まとめ
この“崖っぷち”のマウンドを6回1失点で切り抜けた山本由伸投手の姿は、まさに勝利への執念と冷静な投球術の融合でした。
立ち上がりを落ち着いて抑え、配球に工夫を加え、重圧下でも自らを律して結果を残す。
日本のファンや世界の舞台に向けて、「全員で勝ち切る」という強いメッセージも発信してくれました。
これからも“信頼のエース”として、さらなる活躍が非常に楽しみです。
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よくある質問/Q&A
Q1:立ち上がりのピンチはどう抑えたのですか?
A:山本由伸投手は「今回は抑えたいと思っていた」と語っており、初回のピンチを落ち着いて切り抜けたことがポイントとなりました。低めへの投球を意識し、試合全体の基盤を固めました。
Q2:配球で変えた部分と変えなかった部分とは何ですか?
A:「探りながら入るボールもあった」と語るように、相手打者の“待ち方”を意識しつつ、新たな球種や展開を取り入れました。一方で、これまでの“自分の軸”はそのまま維持していたため、バランスの良い配球構成となりました。
Q3:プレッシャーを感じた場面はありましたか?
A:はい。「やっぱりプレッシャーはあったけど … 全力で投げた」と自ら語っています。にもかかわらず、自身の役割を引き受け、勝利に向けて覚悟をもって臨んでいたことが明らかです。
Q4:日本のファンに向けてどんな言葉を残しましたか?
A:「応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。最後総力戦になると思うので全力で、全員で勝ち切りたいと思います」と感謝とともに、チーム一丸での勝利を誓いました。
Q5:今回の勝利で何が変わる可能性がありますか?
A:このような大舞台での成果は、山本由伸投手自身の信頼をさらに高め、チームにとっては「勝負所にこの投手を任せられる」という頼もしさを提示したことになります。今後のマウンドでの起用にも大きなプラス材料となるでしょう。

