山本由伸の一言がチームを動かした?

ロサンゼルス・ドジャースは1日(日本時間2日)、トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を制し、球団史上初となる2年連続世界一を達成しました。
その偉業の中心にいたのが、山本由伸投手です。
前日の第6戦では6回96球を投げて勝利を収めた山本が、わずか中0日で再びマウンドに上がり、延長11回までの激闘を無失点で投げ抜きました。
最終的にシリーズ通算3勝0敗、防御率1.02、15奪三振という圧倒的な成績でシリーズMVPに輝きました。
その“異常な連投”の舞台裏を、ムーキー・ベッツ内野手が語りました。
試合後のインタビューで
「今日僕らが球場に来た時、彼は『登板できる。行けるよ』と言っていたんだ」
と明かしたのです。
クラブハウスがざわついた“登板宣言”とは?
山本は第6戦後の会見で
「いけと言われたらいきますけど、できれば応援を頑張りたいです(笑)」
と冗談めかして語っていました。
しかし、実際にはチームメイトに
「登板できる」
と真剣に伝えていたことが明らかになりました。
ベッツは
「クラブハウスでは噂がすぐ広がる。彼がそう言ったと聞いた時、みんな“由伸が行く”とわかっていた」
と回想。
チーム全体がすでに“彼が最後を締める”と信じていた空気があったといいます。
常識を超えた“中0日”登板の理由とは?
通常、先発投手が前日に96球を投げて翌日に登板するのは極めて異例です。
しかし、山本の体調管理、精神力、そして勝利への執念がそれを可能にしました。
第7戦では同点の9回1死一、二塁のピンチで登板。
満塁の危機を抑えると、10回、11回も続投して無失点。
延長戦を制する原動力となり、チームを連覇へ導きました。
この快挙は、2001年のランディ・ジョンソン以来24年ぶりとなる“ワールドシリーズ3勝投手”という歴史的偉業です。
チームが信じた“鉄腕”とリーダーシップ
ロバーツ監督は
「彼のパフォーマンスは前代未聞。彼を送り出した私もクレイジーかもしれない」
と笑いながら称賛。
山本は試合後、
「みんなのためならまだまだ投げる」
と語り、仲間への感謝と勝利への信念を示しました。
ドジャースにとって、彼の存在は“勝利を呼ぶ精神的支柱”となっていたのです。
山本由伸ベッツが明かしたクラブハウス騒然まとめ
山本由伸の「登板できる」という一言が、チーム全体に自信と覚悟を与えました。
第6戦で96球を投げた翌日に再びマウンドへ上がり、無失点で締めるという離れ業。
その結果、ドジャースは今世紀初の2年連続世界一を達成しました。
この物語は、単なる記録ではなく、チームが一丸となって掴んだ“伝説”として語り継がれるでしょう。
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よくある質問/Q&A
Q1:山本由伸はなぜ中0日で登板できたのですか?
A1:本人の強い意志と、日頃の体のケア、トレーニングによるコンディション維持が大きな要因です。チームメイトも彼の覚悟を知り、全員で支えました。
Q2:クラブハウスが騒然とした理由は?
A2:第6戦の翌日に「登板できる」と宣言した山本の言葉が一気に広まり、チーム全体が驚きと期待で沸いたためです。
Q3:ワールドシリーズでの3勝はどれほどすごい記録ですか?
A3:2001年のランディ・ジョンソン以来、実に24年ぶりの快挙であり、球史に残る偉業です。
Q4:ロバーツ監督の評価は?
A4:「前代未聞」「精神的な強さが際立っていた」と最高級の賛辞を送りました。
Q5:今後の山本由伸に期待されることは?
A5:ドジャースの中心として、来季以降もチームの王朝を築く存在になることが期待されています。

