山本由伸はサイ・ヤング賞にどれほど近づいているのか?
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は、2025年シーズン序盤で圧倒的な成績を残しています。
4月下旬の時点で防御率はナ・リーグトップの0.93、奪三振数もリーグ5位と堂々たる数字を記録中です。
さらに、セイバーメトリクス指標であるSIERAなどの「裏」のデータでもリーグ上位に位置しており、MLB公式や米メディアでも早くもサイ・ヤング賞の候補として名前が挙がっています。

今永昇太のサイ・ヤング賞への可能性は?
シカゴ・カブスの今永昇太投手も、メジャー2年目で安定したピッチングを見せています。
防御率は2点台前半でリーグ10位にランクインしており、昨年の15勝3敗、防御率2.90という成績に続き、好調をキープしています。
昨季はサイ・ヤング賞投票でも5位となり、今年はさらなる飛躍が期待されます。
ただし本人は
「実際に近づいてから考えるタイプ」
と語り、現時点での受賞意識はあまり高くないようです。

過去にサイ・ヤング賞に最も近づいた日本人投手は誰?
これまで日本人投手でサイ・ヤング賞に最も近づいたのは、ダルビッシュ有投手と前田健太投手です。
ダルビッシュは2013年と2020年に、前田は2020年にそれぞれ投票2位にランクイン。
とりわけ2020年はパンデミックによる短縮シーズンでの結果であり、実力の証明とも言えます。
惜しくも受賞は逃したものの、日本人でも十分に手が届く位置にあることを証明しました。
サイ・ヤング賞受賞に必要な条件とは?
サイ・ヤング賞は「勝ち星」や「防御率」だけでなく、FIP(守備に依存しない防御率)、WHIP(1イニングあたりの出塁許可数)、奪三振率、与四球率といったセイバーメトリクスが重視されます。
さらには年間を通じて健康で安定した登板が必要であり、登板回数やイニング数のクリアも受賞の重要な前提条件です。
つまり、数字の裏にある「真の実力」が問われる賞なのです。

なぜ今、日本人投手が注目されているのか?
近年のMLBでは、日本人投手の存在感が急速に高まっています。
千賀滉大(メッツ)や菅野智之(オリオールズ)など、日本球界で実績を残した投手たちが次々とメジャーに挑戦し、一定の成果を上げています。
こうした流れの中で、山本や今永といった若い才能が主役となり始めており、彼らの活躍が日本人初のサイ・ヤング賞誕生を現実のものとする可能性を高めています。
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山本由伸今永昇太サイヤング賞まとめ
2025年シーズン、山本由伸と今永昇太は、それぞれのチームでエースとしての地位を確立し、サイ・ヤング賞という最高の栄誉を狙える位置にいます。
ダルビッシュ有や前田健太が惜しくも届かなかったこの賞に、いよいよ日本人が手をかけようとしています。
彼らの今後の活躍から目が離せません。
よくある質問(Q&A)
Q1: サイ・ヤング賞とは何ですか?
A1: MLBで最も優れた投手に与えられる賞で、ア・リーグとナ・リーグで1名ずつ選出されます。
Q2: 日本人でサイ・ヤング賞を受賞した選手はいますか?
A2: まだいませんが、ダルビッシュ有と前田健太が過去に2位にランクインしています。
Q3: 山本由伸の今季の成績は?
A3: 防御率0.93でリーグトップ、奪三振数も5位と、圧倒的な成績を残しています。
Q4: 今永昇太はサイ・ヤング賞を狙える位置にいますか?
A4: 防御率はリーグ10位圏内で安定感があり、今後の成績次第では十分に可能性があります。
Q5: サイ・ヤング賞受賞に必要な要素は何ですか?
A5: FIPやWHIP、奪三振率などのセイバーメトリクス、登板回数、健康なシーズン運びが鍵となります。
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