ドジャースの山本由伸投手が2025年6月13日(現地)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたジャイアンツ戦に先発し、メジャー自己ワーストとなる5四球を与えて5回途中5失点で降板しました。
ファンもメディアも「ストライクゾーンがおかしかった」と口をそろえる今回の一戦を、判定の是非を中心に振り返ります。
試合はどう進んだのか?
試合は初回にウィリー・アダメスのソロ本塁打でジャイアンツが先制。
ドジャースは2回にアンディ・パヘスの犠牲フライで同点に追いつきましたが、3回に山本投手が痛恨の満塁弾を浴び、スコアは一気に1‐5となりました。
最終的に6‐2でドジャースは敗れ、地区首位攻防の初戦を落としました。
山本由伸はなぜ5四球を出したのか?
3回だけで3四球を与え、要所でカーブとスプリットが低めに外れました。
球速や回転数は平常通りだったものの、ファーストストライクが取れず投球が苦しい展開になりました。

3回のストライクゾーンは本当に「奇妙」だった?
3回のイ・ジョンフへの四球は内角高めのストレートがボール判定、続くエリオト・ラモスへの四球では外角低めカットボールが再びボール判定。
デーブ・ロバーツ監督がベンチから抗議のジェスチャーを見せたことからも、チーム全体が判定に不満を抱いていたことがわかります。

ケーシー・シュミットの満塁弾は必然だった?
二死満塁で迎えたシュミットへの初球は逆球気味のカーブ。
ストライクを取りに行った結果、甘く入ったボールを左中間スタンドへ423フィート運ばれました。
前の打席で厳しいコースをボール判定された山本投手にとって、ストライクを欲しがった心理が真ん中寄りの配球を生んだと考えられます。
球審アダム・ベックのジャッジに対するメディアとファンの声は?
米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は
と言及。
SNS上でも
など、判定を疑問視するコメントが多数を占めました。

乱調の原因と今後の課題は?
●判定への適応力
●抜け球を減らすリリースポイント調整
●球数が増えた際の配球パターン見直し
これら3点が次回登板までの修正ポイントです。
特に序盤でのファーストストライク獲得率を上げ、球審の傾向を早期に把握する能力が求められます。
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山本由伸5四球降板は奇妙なゾーンが原因まとめ
山本由伸投手の5四球降板には、球審アダム・ベック氏のストライクゾーンが影響したことは否定できません。
しかし、ファーストストライクを取れなかった事実もまた揺るぎない現実です。
“奇妙なゾーン”を嘆くだけでなく、自身の制球とメンタル面を整えてこそエースへの道が開けます。
次回登板でのリベンジに期待しましょう。
よくある質問 / Q&A
Q1. 山本由伸投手の次回登板はいつですか?
A1. ドジャースのローテーションを踏まえると、中5日なら6月18日(現地)のパドレス戦が有力です。
Q2. アダム・ベック球審はストライクゾーンが狭い傾向があるのですか?
A2. 過去のデータではリーグ平均よりわずかにボール判定が多いものの、今回ほど極端なケースはまれです。
Q3. 山本投手の今季防御率への影響は?
A3. 試合前2.20だった防御率はこの失点で2.64に上昇しましたが、依然としてリーグ上位を維持しています。
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