ドジャースの山本由伸投手が2025年4月25日(日本時間26日)、本拠地で行われたパイレーツ戦に先発登板しました。対する相手はメジャー屈指の剛腕、ポール・スキーンズ。
注目の投げ合いとなりましたが、山本は本調子とは言えない内容に終わり、今季2敗目を喫しました。
この記事では山本由伸の異変、試合内容、今後の期待について詳しく解説します。
山本由伸はなぜ初回から苦しんだのか?
この試合、山本は初回から制球に苦しみました。
先頭のオニール・クルーズにフルカウントから四球を与え、さらにクルーズに二盗を許すなどピンチを招きます。
2死までこぎつけたものの、エマヌエル・バルデスにスプリットを右前へ運ばれて先制点を献上しました。
制球難から四球を重ねる場面も目立ち、わずか初回で32球を費やす苦しい立ち上がりとなりました。
武田一浩氏が指摘した「クセ」とは?
試合中継を担当していた解説者・武田一浩氏は
「低めのボールを見逃されている。クセが出ているのでは」
とコメントしました。
パイレーツ打線が山本の低めを見極めたことで、普段なら空振りを取れるボールにもバットが止まる場面が目立ちました。
これが制球乱れと球数増加に直結し、山本にとって非常に苦しい展開を招いたと考えられます。
山本由伸はなぜ四球を多発したのか?
山本はこの試合でメジャー移籍後自己ワーストタイとなる4四球を記録しました。
特に2回と3回も先頭打者に四球を許すなど、序盤からリズムをつかめませんでした。
もともと制球力に定評のある山本にとって、1試合で4四球というのは非常に珍しい現象です。
心理的な要因、フォームの乱れ、または相手打線の研究が影響している可能性が考えられます。

失点の流れはどのように起こったのか?
5回にはマンシーの悪送球から無死二塁のピンチを招き、クルーズに右前適時打を浴びて2点目を失いました。
さらにヘイズにも中前打を許し3失点目。
山本自身も思わず天を仰ぐシーンが見られました。
この試合で山本は5回5安打4四球3失点(自責点1)で降板し、2敗目となりましたが、防御率は1点台をキープしており、大崩れしたわけではありませんでした。
今後の山本由伸に期待できるポイントは?
今回の登板では苦しんだものの、山本はこれまで防御率0.93という驚異的な安定感を誇っていました。
たった1試合の結果で評価を下げる必要はありません。
クセや制球難の課題を修正できれば、次回以降の登板で本来の姿を取り戻すことは十分に期待できます。
特にドジャースという強力なバックアップ体制の中で、山本が適応・修正していく姿にファンの注目が集まります。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
山本由伸2敗目まとめ
ドジャース・山本由伸投手は、パイレーツ戦でスキーンズとの投げ合いに敗れ、今季2敗目を喫しました。
制球難とクセの露呈が課題となった試合でしたが、大きな故障などではなく、調整次第で再びエース級の活躍を見せる可能性は十分に残されています。
今後の修正と巻き返しに期待が高まります!
よくある質問(Q&A)
Q:山本由伸の調子が悪かった原因は何ですか?
A:制球の乱れと、打者に低めを見極められる「クセ」が出ていた可能性が指摘されています。
Q:今回の3失点は大きな問題ですか?
A:防御率は1点台を維持しており、今までのパフォーマンスを考えると一時的な不調と見られます。
Q:次回の登板で期待できることは?
A:フォーム修正やクセの改善を経て、本来の制球力を取り戻し、安定した投球を見せることが期待されます。
Q:ポール・スキーンズとはどんな投手ですか?
A:パイレーツの若きエース候補で、圧倒的な球威と制球力を誇る将来のサイ・ヤング賞候補です。
Q:山本由伸は今後もローテーションを守れますか?
A:現時点ではローテーションを外れる見込みはなく、ドジャースからも厚い信頼を得ています。
コメント