ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、9月3日(日本時間4日)のパイレーツ戦で「1番・DH」として出場しましたが、予定されていた先発登板は回避となりました。
代役にはエメット・シーハン投手が先発マウンドに立ちました。
試合前、デーブ・ロバーツ監督がその経緯を詳細に語り、週末のオリオールズ戦での登板を見据えて数日間のリカバリーを与えると明言しました。
ここでは監督の一問一答を整理しつつ、大谷の現状とチームの対応について詳しく解説します。
なぜ大谷翔平は登板を回避したのか?
ロバーツ監督は、大谷が前日から体調不良だったことを明かしました。
ブルペンでの投球を試みたものの気分が優れず、脱水の可能性もあったため、無理をさせるリスクを回避したといいます。
「DHで数打席立つ負担と、投手として5回を投げる負担は比べものにならない」
と判断し、代役にシーハンを起用。
大谷には数日のリカバリーを与え、週末に再登板するプランを示しました。
打者としての出場は問題なかったのか?
監督は
「打者としての出場は正しい判断だった」
と説明しました。数打席の打撃は投球ほど負担にならず、体調を考慮しても可能だったとしています。
そのため、この日も「1番・DH」として出場し、打線に貢献しました。
大谷の体調不良の具体的な症状は?

ロバーツ監督によれば
「胸から上の不調」
が主で、咳や鼻詰まりの症状があったといいます。
深い咳も見られ、体調が万全でない中での登板は大きなリスクになると判断されたとのことです。
他の選手にも体調不良はあるのか?
監督は
「今は体調が万全ではない選手が何人かいる」
と明かしました。
チーム全体でマネジメントを行っている最中であり、大谷だけでなく複数の選手が体調不良を抱えている状況のようです。
マイナーで投げた佐々木朗希の評価は?
監督は前日にマイナーで登板した佐々木朗希についても言及しました。
「5回を投げ切ったのは良かったが、もっと球威やキレが必要だ」
と厳しく評価。
AAAの打者相手に結果を出す必要があるとし、優勝争いの真っ只中であるドジャース一軍に入るには、さらなる支配的な投球が求められると語りました。
体調面には問題がないとしつつも
「まだ上積みが必要」
とし、今後の起用方針は組織全体で検討するとしています。
先発投手陣の層はどう活かされているのか?
ロバーツ監督は
「今の先発投手陣には満足している」
とコメント。
大谷をDHに固定しつつ、他の先発陣が柔軟に対応してきたことでチーム全体の強みが増したと評価しました。
「打線に翔平のバットが必要だからこそ、先発投手たちの柔軟性が重要だった」
と述べ、今後もチームにプラスに働くと自信を見せました。
カーショーとスキーンズの共通点は?
監督はカーショーとパイレーツの若手右腕ポール・スキーンズを比較し
「謙虚さと学ぶ姿勢、そしてマウンドに上がれば“キラー”になる部分が似ている」
と語りました。
また
「スキーンズのような存在はこれまでに見たことがない」
とし、非凡な才能とルーティンの徹底を絶賛しました。
大谷翔平登板回避理由まとめ
大谷翔平の登板回避は体調不良によるもので、チームは無理をさせない判断を下しました。
DHとしては問題なく出場できているため、深刻な状況ではなく、週末のオリオールズ戦での登板が見込まれています。
一方で、佐々木朗希のパフォーマンスや先発投手陣の柔軟性など、チーム全体の戦力についてもロバーツ監督は言及しました。
ドジャースは大谷のバットと投球の両面を最大限に活かすため、今後も慎重なマネジメントを続けていく方針です。
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よくある質問/Q&A
Q. 大谷翔平の次回登板はいつですか?
A. ロバーツ監督は「週末のオリオールズ戦」と明言しています。
Q. 体調不良は深刻なのですか?
A. 咳や鼻詰まりといった症状がありましたが、打者としては出場できており、深刻ではないと見られています。
Q. 佐々木朗希の評価はどうですか?
A. 体調は万全とされますが、AAAでの結果が不足しているため、さらなる成長が求められている状況です。
Q. ドジャースの先発陣の状況は?
A. シーハンをはじめとする投手陣が柔軟に対応し、大谷をDHで固定する体制を支えています。
Q. スキーンズの評価は?
A. ロバーツ監督は「類を見ない存在」と高く評価し、カーショーとの共通点も指摘しました。