山本由伸はなぜ「0勝」に終わったのか?

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、現地時間9月18日のジャイアンツ戦で再び圧巻の投球を披露しました。
5回1/3を投げて自己ワーストの6四球を出しながらも、わずか1安打無失点、7奪三振の粘り強い内容でした。
しかし、打線の援護に恵まれず勝ち星はつかず、依然として12勝目はお預けの状況です。
直近3試合での快投ぶりに比べて「0勝」という結果は、ファンや米メディアを驚かせています。
直近3試合で達成した前人未到の偉業とは?
米データ会社『Codify』によれば、山本由伸は
として、MLB史上稀有な記録を達成しました。
この記録を残したのは、パドレスのディラン・シーズ、レイズのライアン・ペピオに続き、山本が3人目となります。
さらに驚異的なのは、この3試合での被打率がわずか.047(64打数3安打)という圧倒的な数字です。
まさに球界を代表する支配的な投球内容だといえます。
防御率やスタッツから見える圧倒的な安定感とは?
山本の今季防御率は2.58でリーグ2位に位置しています。
四球の多さが課題とされつつも、要所での三振奪取やピンチでの冷静な投球が光ります。
特に直近登板では、6回無死二塁の場面で相手主砲マット・チャプマンを空振り三振に仕留めるなど、勝負強さを見せました。
投球内容の安定感はチームの大きな支えとなっており、ポストシーズンでの活躍にも期待が高まります。
ドジャース打線とのかみ合わせはどう影響しているのか?
山本の登板試合では、打線の援護が少ないことが勝ち星を伸ばせない最大の要因です。
無失点に抑えても得点が入らず、勝敗が投手の力だけでは決まらないことを改めて示しています。
とはいえ、この状況は逆に
で山本の真価を際立たせているとも言えるでしょう。
ファンや専門家からは
との評価が相次いでいます。
山本由伸MLB史上稀有の快挙まとめ
山本由伸は直近3試合で被安打1以下に抑える歴史的な投球を続けていますが、勝ち星には結びついていません。
それでも防御率2.58と圧倒的な安定感を誇り、MLB屈指の先発投手であることを証明しています。
今後の登板でも、この快投が続くかどうか、そしてポストシーズンでの大舞台で真価を発揮できるかに注目が集まります。
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Q&A
Q:山本由伸が直近3試合で達成した記録は何ですか?
A:3試合連続で5イニング以上を投げ、被安打1以下に抑えたことです。MLB史上わずか3人目の快挙です。
Q:なぜ勝ち星がつかないのですか?
A:ドジャース打線の援護不足が主な理由です。無失点に抑えてもチームが得点できなければ勝利投手にはなれません。
Q:今季の防御率はどのくらいですか?
A:現地時間9月18日時点で防御率2.58、リーグ2位の好成績です。
Q:ポストシーズンでの起用法はどうなりそうですか?
A:エース級として先発を任されることが有力ですが、短期決戦での中継ぎ起用の可能性も議論されています。