米大リーグにおいて、ドジャースは前日(現地25日、日本時間26日)に地区優勝を決めた勢いそのままに、翌日のマリナーズ戦でも快勝を収め、連勝を3に伸ばしました。
注目の日本人選手・大谷翔平選手(31)は5番打者として出場するも55号は飛び出さず、佐々木朗希投手(23)は7回に登板して1回無失点の安定した投球を見せました。
残り2試合でポストシーズンへ向けた戦いは続きます。
なぜドジャースは優勝翌日も快勝できたのか?

まず、優勝決定という解放感・勢いがチームに好影響を与えました。
普段スタメン起用される主力選手(ベッツ、フリーマン、エドマンら)は休養のために外れたものの、控え選手を含めた布陣でも集中力が高く、序盤から試合の流れを引き寄せることに成功しました。
また、先発投手のシーハンが1失点に抑え、打線も3回の2ランで逆転、6回にも追加点を挙げて試合を優位に進めました。
守護神陣・中継ぎ陣も要所を締めて失点を最小限に抑えられたことが勝因といえます。
大谷翔平、4打数1安打で55号はお預け – だが記録も生まれた?
大谷はこの試合で「1番・指名打者」としてフル出場しました。
- 1打席目:空振り三振
- 2打席目:四球を選び、30試合連続出塁を継続
- さらに、この回に二盗成功。これで本シーズンの盗塁が20個に到達
- 3打席目・4打席目:中飛で凡退
これにより、今シーズン「50本塁打&20盗塁(“50-20”)」を2年連続で達成。
史上初の快挙となりました。
惜しくも55号は出ませんでしたが、打撃・走塁ともに成果を残す試合となりました。
佐々木朗希、7回に登板して1回無失点 – 注目のリリーフ起用
ドジャースは7回にリードを2点に広げて迎え、5番手として佐々木朗希を起用しました。
佐々木はこの登板で以下の内容を記録:
- 1回を三者凡退
- 被安打1本(アロザレーナに二塁打)を許すも無失点
- ローリーを空振り三振に斬って抑える
- 最速は100.1マイル(約161.1キロ)
- 投球数12球中11球がストライクと制球も良好
日本人選手の活躍として、ポテンシャルを感じさせる内容でした。
試合の流れを振り返る – 中継ぎ・終盤も粘った投手陣
序盤はドジャースが主導権を握れず、先発シーハンが1点を失いましたが、3回にキケ・ヘルナンデスが2ランを放って逆転。
その後も6回に追加点を奪い、3点リードとしました。
7回は佐々木が抑え、8回にはトライネンがピンチを迎えるも踏ん張って1点差に許すのみ。
9回はスコットが満塁のピンチを凌ぎ切って試合を締めました。
これでレギュラーシーズンは残り2試合。
10月1日からはワイルドカードシリーズが開幕します。
ドジャース地区優勝翌日快勝まとめ
ドジャースは優勝決定の翌日でも集中力を切らさず快勝し、3連勝を飾りました。
大谷翔平選手は55号こそ出なかったものの、出塁と盗塁で存在感を示し、「50-20」を2年連続達成。
佐々木朗希投手はリリーフで安定した投球を見せ、ポストシーズンの起用にも期待がかかります。
残り2試合、そしてプレーオフでどのような戦いを見せてくれるか期待が高まります。
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よくある質問 / Q&A
Q1:大谷翔平は本塁打王になれそうですか?
A:現時点で55号は出ておらず、本塁打王争いで優位とは言い難い状況ですが、残り試合での一発に期待がかかります。
Q2:佐々木朗希は今後もリリーフとして起用されそうですか?
A:今回の好投を受けて、ポストシーズンでの中継ぎ起用の可能性が高まりました。
Q3:ドジャースはこのまま優勢でポストシーズンに進出できそうですか?
A:優勝決定の勢いと投打の充実ぶりを見る限り、十分に期待できる態勢と言えるでしょう。
Q4:残り2試合で注目すべきポイントは?
A:大谷の一発、佐々木の登板機会、そして終盤のブルペン陣の安定性がカギになりそうです。