驚異のスプリット!ロートベット捕手が語る“自分が受けた中でも最高の球”

ドジャースの佐々木朗希投手(23歳)は、9月26日(日本時間27日)、敵地マリナーズ戦でメジャー2度目となるリリーフ登板を果たした。
1イニングを投げて被安打1、無失点、三振も2つ奪う鮮やかな投球を見せた。
特に印象的だったのは、相棒を務めた捕手ベン・ロートベット(28歳)が捕球困難と表現した“スプリット”だった。
ロートベットは試合後、
と絶賛した。
捕るのは難しいと問われた際も、
と発言し、その球威と変化の鋭さを物語った。
なぜローリー戦で“スプリット3球勝負”?ロートベットの配球意図とは?
この日、2死二塁という緊迫した局面で打者には今季60本塁打を放つローリー。
ロートベットは、
とコメントした。
注目すべきは、ローリーに対して3球すべてスプリットで勝負したこと。
ロートベット自身がサインを出したという。
この場面では
と振り返った。
配球判断と球種選択の組み立てに自信が感じられる発言だ。
100.1マイルも計測!速球とのコンビネーションでスプリットの価値がさらに際立つ

この登板で佐々木は最速100.1マイル(約161.1キロ)を記録した。
ロートベットはこの点について、
と分析している。
速球に見せ球を交えながら、打者を揺さぶるピッチングを意図できてこそ、スプリットの破壊力が最大限に発揮される。
打者は変化球に神経を使わざるを得ず、甘い球には手を出しづらくなるからだ。
スプリットは“捕るのすら難しい” — その技術と信頼性が明かす未来
ロートベット捕手は、スプリットについて
と表現した。
その言葉は、ただ変化が大きいだけでなく“コントロールとタイミングを持つ球”であることを示している。
捕手の手元で暴れる、あるいは予測を超える変化を見せるスプリットは、打者にとってさらに恐怖を与える。
この日、佐々木のスプリットはまさに投球の中心核だった。
ロートベットとのバッテリーは十分な信頼関係をもって球種選択を行い、配球の妙と制球力を駆使して打者を封じた。
佐々木朗希ロートベット脱帽まとめ
このマリナーズ戦で垣間見えたのは、佐々木朗希の“次なる段階”だ。
速球だけでなく、捕手ですら捕らえにくいスプリットを完全に武器にできるようになれば、打者にとっての脅威はさらに増す。
ロートベット捕手とのバッテリーによって、球種の組み立てと信頼性が向上し、リーグ全体を揺さぶる投手像が現実味を帯びてきていると感じられる。
この先、スプリットだけでなく変化球全体の精度と多様性をどう高めていくかが鍵となるだろう。次回登板では、さらなる進化を期待したい。
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よくある質問 / Q&A
Q1:スプリットはなぜ捕るのが難しいのですか?
A:変化量が大きく、速度も落ちるため捕手のミットが予想できない軌道を描くことがある。また、落ちるタイミングが早いと捕手の構えを破ることがある。
Q2:速球とスプリットを組み合わせる効果は何ですか?
A:速球で打者のタイミングを外し、そこから落ちるスプリットを使うと打者は泳ぎやすくなる。ギャップを使った配球が可能になる。
Q3:ロートベット捕手とのバッテリーの相性は今後どうなるでしょうか?
A:信頼関係が既に語られており、配球の意図も明確だったことから、今後も有効な組み合わせと期待できる。相性が深まれば、球数やリズムも最適化されていくだろう。
Q4:他球種との使い分けはどうなる?
A:速球・スプリットに加え、変化球(スライダー、カーブなど)を巧みに組み合わせることで、打者の予測を崩す投球がさらに可能になる。佐々木がどのように多彩化を進めるかが注目点だ。
Q5:今後の課題は何でしょうか?
A:制球力の安定、疲労管理、多彩な球種の精度強化、そしてバッターへの読み合いでの球種選択が課題となる。特に大舞台でのプレッシャーにも対応できる投球が求められる。