ロサンゼルス・ドジャースは地区シリーズ初戦を制し、勢いそのままに第2戦へと臨みます。
そのマウンドを託されるのは、2度のサイ・ヤング賞を誇るブレイク・スネル投手です。
フィリーズ打線の中核をなす「ビッグ3」に対して驚異的な好相性を持つ左腕の登板は、チームにとってまさに朗報といえます。
この記事では、スネルの今季の状態、フィリーズ主力との対戦成績、そして第2戦で注目すべきポイントを徹底的に解説します。
スネルは今季どのような復活劇を見せたのか?

スネルはシーズン開幕直後に2試合を投げた後、4月に負傷者リスト入りとなりました。
しかし、8月に復帰して以降は圧巻の投球を披露しています。
レギュラーシーズン11登板で5勝4敗、防御率2.35と安定感抜群の数字をマーク。
特筆すべきは9月30日のワイルドカード・シリーズ初戦です。
シンシナティ・レッズを相手に7回2失点、9奪三振の好投で勝利投手となり、ポストシーズンに向けて最高の形で仕上がってきています。
さらに、9月17日のフィリーズ戦では7回112球を投げ、被安打2・12奪三振と圧倒的なピッチングを披露しました。
この試合は今ポストシーズンの好調を裏付ける内容であり、第2戦への期待を高めています。
フィリーズ“ビッグ3”とは誰なのか?
フィリーズの打線を牽引するのが、ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバー、トレイ・ターナーの3人です。
- ハーパー:球界を代表する左の強打者
- シュワーバー:ナ・リーグ本塁打王&打点王
- ターナー:スピードと巧打を兼ね備えたリードオフマン
この3人を抑えられるかどうかが、フィリーズ戦の勝敗を大きく左右します。
スネルはなぜ“ビッグ3”に強いのか?
スネルはこの3人に対して、驚異的な対戦成績を残しています。
- ブライス・ハーパー:11打数1安打(1本塁打・2打点)
- カイル・シュワーバー:12打数2安打(1本塁打・3打点)
- トレイ・ターナー:17打数4安打(3打点)
合計すると、40打数7安打、打率.175という圧倒的な数字です。
左打者へのスライダーとチェンジアップのコンビネーション、そしてインサイドを突く速球の使い分けが、ハーパーやシュワーバーに有効に機能しています。
右打者のターナーに対しても、低めに沈むボールでゴロを打たせるケースが多く、被長打も少ないのが特徴です。
大谷翔平もビッグ3を封じた?第1戦との連動が注目ポイントに
第1戦に先発した大谷翔平は、ビッグ3に対して9打数無安打・5三振と完璧に封じ込みました。
フィリーズの主力打者たちはシリーズ序盤から苦しんでおり、第2戦でスネルがさらに封じ込めることができれば、ドジャースの地区シリーズ突破は一気に現実味を帯びます。
ブレイクスネルフィリーズビッグ3に強い理由まとめ
ブレイク・スネルは今季の終盤に見事な復活を遂げ、ポストシーズンでも好調を維持しています。
特にフィリーズのビッグ3に対して強さを発揮しており、第2戦はドジャースにとって極めて重要な試合になるでしょう。
大谷翔平が第1戦で見せた圧巻の投球と合わせ、左腕二枚看板による連続好投が期待されます。
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よくある質問(Q&A)
Q:ブレイク・スネルは今季ケガの影響はないのですか?
A:8月に完全復帰して以降、防御率2点台と安定しており、現在は万全の状態です。
Q:フィリーズ“ビッグ3”とは誰を指しているのですか?
A:ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバー、トレイ・ターナーの3人です。
Q:スネルはポストシーズンでの実績はありますか?
A:ワイルドカード・シリーズ初戦で7回9奪三振と快投。自身のPS最長イニングと最多奪三振記録に並んでいます。
Q:第2戦はどんな展開が予想されますか?
A:スネルがビッグ3を抑えることでロースコアの展開が予想され、ドジャース有利に進む可能性が高いです。