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大谷翔平にまだ残る“伸びしろ”とは?打率&打点ダウンの要因を徹底分析

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目次

今季の成績から見える大谷翔平の進化と課題は?

引用元:X.com

今季の大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)は、打率.282、本塁打55本、打点102、得点146という圧巻の成績を残しました。

前季と比べると、本塁打は1本増えて自己最多となりましたが、打率は.310から.282に、打点は130から102に減少しました。

一方で四球は81から109へ増加し、出塁率は.390から.392にわずかに上昇。

得点は自己最多の146を記録し、両リーグで最多となりました。

つまり、出塁力と得点力はさらに向上しており、

「チームの得点製造機」

としての存在感はむしろ高まっています。

なぜ打率と打点が下がったのか?

左投手の速いシンカーへの対応が課題?

野球評論家の新井宏昌氏は、「左投手の速いシンカーへの対応」が今季の大谷選手にとって課題だったと指摘しています。

右投手に対しては打率.283、左投手に対しては.279と数字上の差は小さいものの、「150キロ台中盤の速いシンカーを内角へ投げ込んでくる左投手に対して分が悪かった」と分析。

相手バッテリーが“振ってくれたらラッキー”と投げるようなボール球にまで手を出してしまうケースが見られたとのことです。

強打者特有の「狙われた球を打ち返す意識」が裏目に出た形で、結果的に打率低下につながったと見られます。

得点圏打率の低下が打点減少に影響?

得点圏打率は.247(93打数23安打)と、やや物足りない数字に終わりました。

新井氏は「打球速度が上がり、スイングに力強さが増した反面、得点圏では力みが見られた」と分析。

内野ゴロで得点が入る場面でも三振に終わるケースがあり、チャンスでの“確実性”に改善の余地が残ります。

パワーアップと引き換えに、コンタクト率の微妙な低下が見られたシーズンだったと言えます。

どうすれば“3冠王”を狙えるのか?

引用元:X.com

インサイドの球を“左方向”へ打ち返す意識

新井氏は「インサイドの球を引っぱる体の動きになりがちだが、むしろ左方向やバックスクリーン方向に打ち返す意識を持つことで、無駄なスイングが減る」と提言しています。

この意識を高めることで、ボール球を見極める力が向上し、打率と得点圏打率の両面で改善が期待できます。

バットコントロールを微調整するだけで、再び3割打者に返り咲く可能性は十分です。

出塁力から“打点力”への転換

今季の大谷選手はリーグ最多の得点を記録しましたが、今後は「出塁して終わり」から「出塁して自ら返す」へとステップアップする段階にあります。

強力打線の中心に座る彼だからこそ、得点創出だけでなく打点獲得の面でも主導権を握る必要があります。

三冠王を狙うには、この“出塁+決定打”の両立が鍵となるでしょう。

年齢を重ねても成長できる理由

大谷選手は31歳と円熟期を迎えていますが、新井氏は「35~36歳までは3冠王の可能性がある」と語ります。

経験を積んだことで相手バッテリーの配球傾向や心理を読む力も増しており、今後の数年間が最も充実した打撃の時期になる可能性があります。

大谷翔平まだ残る伸びしろまとめ

大谷翔平選手は、打率と打点で一見“課題”があるように見えても、出塁率・得点・本塁打といった主要指標ではむしろ進化を遂げています。

課題とされる「左投手の速いシンカー」への対応と「得点圏での確実性」を克服すれば、史上久々の3冠王も現実的な目標となるでしょう。 

技術・経験・身体能力のすべてを兼ね備える今、彼にはまだ大きな“伸びしろ”が残されています。

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Q&A

Q1:なぜ打率が下がったのですか?
A1:左投手の内角速球シンカーに対してボール球を振ってしまうケースが増えたためです。

Q2:打点が減った理由は?
A2:得点圏での力みや三振の増加が影響したと考えられます。

Q3:改善のカギは何ですか?
A3:インサイド球を左方向へ打ち返す意識を持ち、選球眼を磨くことです。

Q4:3冠王の可能性はありますか?
A4:35〜36歳まで十分に可能性があります。今後の数年が勝負の時期です。

Q5:来季の注目ポイントは?
A5:左投手への対応強化と、チャンスでの決定力の向上です。

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