なぜドジャースの先発3本柱はポストシーズンで圧倒的な投球を見せているのか?
ロサンゼルス・ドジャースが、2025年ポストシーズンで驚異的な記録を打ち立てました。
現地時間10月4日(日本時間5日)、敵地でのナ・リーグ地区シリーズ第1戦でフィラデルフィア・フィリーズを5-3で下し、シリーズ初戦を制しました。
この勝利の立役者となったのが、ドジャースが誇る“最強”の先発3本柱――ブレーク・スネル、山本由伸、大谷翔平の圧巻の投球です。
これはドジャースのポストシーズン通算295試合の歴史において初の快挙です。
これまでの球団記録は2020年の
でしたが、今回はそれを大きく上回る内容となりました。
スネル→山本→大谷…3試合連続でQS&9奪三振の投球内容とは?
ワイルドカードシリーズ初戦で先発したのは左腕ブレーク・スネル。
7回を2失点、9奪三振とエース級の働きで勝利の流れを作りました。
続く第2戦では山本由伸が6回2/3を2失点、同じく9奪三振とMLB1年目とは思えない圧巻の内容でチームを地区シリーズへと導きました。
そして地区シリーズ第1戦では、大谷翔平が「1番・投手兼DH」で先発登板。
初回から全力投球で相手を翻弄し、6回を3失点、毎回9奪三振の力投でポストシーズン初勝利を挙げました。
特に大谷は2回に3失点を喫したものの、そこから崩れることなく立て直し、終盤までフィリーズ打線を封じ込めました。
メジャー8年目で迎えた大舞台で、彼は自らの価値を証明するような堂々たる投球を披露したのです。
「なぜ投手として戻るのか?」大谷翔平の答えがチームを象徴している?
試合後、大谷翔平はメディアから
と問われ、次のように答えました。
この一言には、彼が二刀流を単なるパフォーマンスではなく、チームの勝利に直結する手段として捉えている姿勢が表れています。
チームもまた、その存在を戦略の中核として位置付けています。
実際、ローテーションの第2戦にはスネル、第3戦には山本が先発予定であり、大谷の登板はチーム全体の投手戦略と密接にリンクしています。
なぜこの3本柱がドジャースを優勝候補に押し上げているのか?

スネル、山本、大谷はいずれも球威と制球を兼ね備え、奪三振能力が非常に高いという共通点があります。
相手打線に「隙を与えない」投球を続けることで、リリーフ陣への負担も軽減し、試合展開を優位に進めることができます。
さらに、大谷と山本は日本人スターとしての注目度も高く、チーム全体の士気やメディア露出にも大きく貢献しています。
また、スネルの経験と安定感、山本の精密な制球、大谷の圧倒的な球威とメンタルの強さという異なる強みが絶妙に組み合わさることで、相手チームにとっては“3連戦すべてがエース級”という恐怖のローテーションとなっています。
ドジャーススネル山本由伸大谷翔平ポストシーズン史上初快挙まとめ
ドジャースのスネル、山本由伸、大谷翔平の3本柱が築いたQS&9奪三振の3試合連続快投は、球団史上初であり、MLB全体でも極めて稀な記録です。
強力な先発陣の存在は、ポストシーズンを勝ち抜く上で最大の武器となります。
今後のシリーズでも、彼らの投球がチームを勝利へ導く大きな鍵になるでしょう。
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よくある質問(Q&A)
Q1:3試合連続で先発投手が9奪三振以上を記録したのは球団初ですか?
A1:はい。ドジャースのポストシーズン295試合の歴史で初めての快挙です。
Q2:クオリティ・スタート(QS)とは何ですか?
A2:先発投手が6回以上を投げ、自責点3以内に抑えることを指します。安定した先発投手の指標として広く使われています。
Q3:次戦の先発予定は誰ですか?
A3:地区シリーズ第2戦はスネル、第3戦は山本由伸が登板予定です。
Q4:大谷翔平は今後も先発登板する可能性はありますか?
A4:はい。今後のシリーズ進行によっては、再び登板する可能性があります。チームの戦略と大谷自身のコンディションが鍵となります。
Q5:この3本柱の強さは今後のシリーズでどんな影響を与えますか?
A5:相手チームに対して常に高いプレッシャーを与え続けることで、シリーズ全体の主導権を握る大きな要因になります。ドジャースの優勝候補としての地位をさらに盤石なものにしています。