2024年のMLBシーズンがいよいよ始まりますが、注目のチームのひとつがロサンゼルス・ドジャースです。
ドジャースは今オフ、大谷翔平、山本由伸という日米両国のトッププレーヤーを獲得し、すでに今季の優勝候補との呼び声が高まっています。
両日本人の他にも、スター選手が名を連ねており、今月に入りサイヤング賞3度の実績を誇るクレイントン・カーショーと再契約したことも発表。
ビッグネーム獲得のニュースはキャンプ直前まで続きました。
大金を投じてのなりふり構わぬ補強には他球団ファンから批判的な声が上がったほど。
しかし、その先に見据える目的は言うまでもなくワールドシリーズ制覇であり、その実現に向け申し分のない名前が、チームのリストに並んだのです。
いよいよスプリングトレーニングのスタート目前となった現地時間2月8日には、ドジャース専門メディア『FanNation Inside The Dodgers』でも、2024年のチームについて、「ドジャースはすべてのピースが揃っている」と評するなど、大きな期待を寄せています。
ドジャースの投手陣は球界最強
同メディアは、今オフの補強を振り返りながら
「ドジャースには、間違いなく球界で最も層の厚いローテーションがある」
とピッチングスタッフの豊富さを指摘しています。
「ヨシノブ・ヤマモトは、日本での3年連続MVP受賞からアメリカに渡ってきた。これまでで最高の日本人投手候補である」
と称えるとともに、
「ボビー・ミラーは24歳にしてエリートの素質とポストシーズン経験を持っている。ウォーカー・ビューラーはトミー・ジョン手術から復帰し、潜在能力を発揮すればエースだ」
など、先発陣のクオリティの高さを強調しています。
さらに救援陣についても、昨季24セーブのエバン・フィリップス、68試合に登板したブルスダー・グラテロル、ベテラン右腕ジョー・ケリーといった名前を挙げ、
「彼らが健康であり続ければ、このブルペンはナショナル・リーグはおろか、メジャーでもベストになるかもしれない」
と見込んでいます。
ドジャースの投手陣は、昨季のチーム防御率3.02でメジャー全体で2位にランクインしました。
今季はさらに強化されたと言っても過言ではないでしょう。
ドジャースの打撃陣は史上最高の可能性
そして当然、打撃陣にも絶大な評価が送られており、
「1~3番まで、ドジャースにはおそらく史上最高の3選手がいる。ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ショウヘイ・オオタニは、どの打順であろうと、致命的な威圧感を与えるだろう」
と称賛の言葉を並べています。
ムーキー・ベッツは、2020年にドジャースに移籍してからもMVP級の活躍を見せ、昨季は打率.307、39本塁打、107打点、14盗塁の成績を残しました。
守備でもゴールドグラブ賞を受賞し、チームの地区優勝に大きく貢献しました。
フレディ・フリーマンは、2020年のナショナルリーグMVPに輝いた一流の一塁手です。
打率.331、29本塁打、102打点、23盗塁という驚異的な数字を記録し、チームの中軸打者として期待されています。
ショウヘイ・オオタニは、日本での2度のMVP受賞を経て、2018年にエンゼルスに移籍した二刀流のスーパースターです。
昨季は打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁という成績を残しア・リーグのMVPを獲得しています。
オオタニは、投手としても打者としてもトップクラスの能力を持っており、ドジャースの戦力を大きく底上げするでしょう。
ドジャースの打撃陣は、昨季のチーム打率.256でメジャー全体で5位、チーム本塁打212本でメジャー全体で2位に
ランクインしました。今季はさらにパワーアップしたと言っても過言ではないでしょう。
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ドジャース最高のチームまとめ
同メディアは、「これから10月にかけて、ドジャースが最高のチームであることを野球界に示す時が来たのだ」と記し、今シーズンの躍進に期待を込めています。
現地メディアの反応を見る限り、はやくも2020年以来となる世界一への気運が高まっていることは明らかです。
錚々たる顔ぶれが集結し、一縷の隙の無いチームとなったドジャースは今季、どれだけの勝ちっぷりをみせてくれるのでしょうか。
ドジャースファンの皆さん、2024年のシーズンを楽しみにしていてください。
私も、ドジャースの快進撃を応援しています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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