こんにちは。スポーツ界において、特にメジャーリーグベースボール(MLB)は、世界中のファンに愛されています。
その中でも、日本からのスター選手、特に大谷翔平選手の活躍は、野球ファンだけでなく、多くの人々の関心を集めています。
今回は、大谷選手をはじめとする日本人選手が参加するMLB開幕シリーズが韓国・ソウルで行われたことを契機に、スポーツ観戦ビジネスの新しい取り組みに焦点を当ててみます。
JTBとMLBのパートナーシップ
2024年3月20日、21日にソウルで開催されたMLB開幕シリーズでは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手やサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有選手ら、注目の日本人選手がプレーしました。
このイベントの中で、特に目を引いたのは、日本の大手旅行会社JTBがMLBと結んだ国際パートナーシップによる「ホスピタリティ・パッケージ」の提供です。
ホスピタリティ・パッケージの誕生
JTBスポーツビジネス共創部の五十嵐善寿氏によれば、このホスピタリティ・パッケージの構想は、8年前にまで遡ります。
五十嵐氏がオランダに駐在していた時に体験したローランギャロス(全仏オープンテニス)の招待体験がきっかけで、日本におけるスポーツ観戦の新たな形を模索し始めたと言います。
特に日本で人気の野球を通じて、より豊かな観戦体験を提供したいという思いが、MLBとのパートナーシップへと繋がりました。
ホスピタリティ・パッケージの特徴
このホスピタリティ・パッケージは、単なる試合観戦を超えた体験を提供します。
「期待・感動・余韻」
というコンセプトのもと、試合前後の体験も含めて、参加者に特別な時間を提供することを目的としています。
参加者には、オリジナルの観戦グッズやグラウンドでの特別体験など、予測不可能なサプライズが用意されています。
経済的影響とスポーツ界への貢献
五十嵐氏は、ホスピタリティ・パッケージの提供がスポーツ界に大きな経済的影響をもたらすと見ています。
ラグビーワールドカップや東京オリンピックを例に挙げ、今後の展望としてスポーツイベントの魅力を高め、さらなる市場拡大を目指しています。
また、この取り組みがスポーツイベント自体の持続可能性にも寄与すると述べています。
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JTB×MLBホスピタリティ・パッケージまとめ
大谷翔平選手を筆頭に、MLB開幕シリーズが韓国・ソウルで開催されるなど、スポーツの国際的な魅力は増す一方です。
その中で、JTBが提供するホスピタリティ・パッケージは、観戦体験を根本から変える可能性を秘めています。
五十嵐氏の言葉を借りれば、「時消費」を提供するこの新しいビジネスモデルは、スポーツ観戦の未来を切り開くかもしれません。
スポーツイベントの魅力を高め、経済効果を生み出すとともに、ファンにとって忘れがたい体験を提供すること。
これが、JTBとMLBのパートナーシップから生まれたホスピタリティ・パッケージの目指すところです。
今後の展開が楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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