こんにちは。今回は、MLBの最優秀選手賞(MVP)についてお話ししたいと思います。
特に、2021年と2023年にアメリカンリーグのMVPに選ばれた大谷翔平選手が、歴代のMVP受賞者の中でどのような位置づけにあるのかに注目してみましょう。
MLBのMVPとは
MLBのMVPとは何なのでしょうか。MVPは、メジャーリーグベースボール(MLB)において最も活躍した選手を表彰するもので、アメリカンリーグとナショナルリーグからそれぞれ1名ずつ選出されます。
MVPは大リーグで最も古いタイトルとして名声が高く、数ある賞の中でも最高の栄誉として認知されています。
MVPの選出方法は、各リーグの各地区から2名ずつ計30名の記者が投票することによって決まります。
記者は、自分が選んだ10名の選手に順位をつけ、1位に14ポイント、2位に9ポイント、以下1ポイントずつ減って10位に1ポイントが与えられます。
その合計が一番多かった選手がMVPとなります。
歴代のMVP受賞回数ランキング
歴代のMVP受賞回数ランキングを見ると、最多はバリー・ボンズ選手で7回、次いで3回受賞した選手が11人います。
日本人選手としては、2001年に新人受賞となったイチロー選手と、2021年と2023年に受賞した大谷翔平選手がいます。
イチロー選手は、2001年にアメリカンリーグのMVPを獲得しました。その年は、打率.350、242安打、56盗塁、8本塁打、69打点という驚異的な成績を残し、新人王とゴールドグラブ賞も同時受賞しました。
イチロー選手は、日本人選手として初めてMVPに選ばれたことで、日本の野球界に衝撃を与えました。
大谷翔平選手は、2021年と2023年にアメリカンリーグのMVPに選ばれました。
2021年は投打で史上初の快挙を達成し、投手として9勝2敗、防御率3.18、奪三振156、打者として46本塁打、103打点、26盗塁、打率.257を記録しました。
2023年はさらに自己最高の成績を更新し、投手として10勝5敗、防御率3.14、奪三振167、打者として44本塁打、95打点、20盗塁、打率.304をマークしました。
両年ともに1位票満票でMVPを獲得し、日本人選手として初めて2度のMVP受賞を果たしました 。
大谷翔平選手の歴代ランキング
では、大谷翔平選手は、歴代のMVP受賞者の中でどのような位置づけにあるのでしょうか。
ここでは、MVPポイントの合計で順位を決めた場合のランキングを見てみましょう。
MVPポイントとは、前述したように記者投票で与えられるポイントのことです。
大谷翔平選手は、2021年と2023年にそれぞれ420ポイントを獲得し、合計で840ポイントとなりました 。これは、歴代のMVP受賞者の中で19位のポイント数です。
歴代19位というのは、非常に高い評価と言えます。上位には、バリー・ボンズ選手、ベーブ・ルース選手、ミッキー・マントル選手、ウィリー・メイズ選手、アレックス・ロドリゲス選手など、MLBの歴史に名を残す伝説的な選手たちが並んでいます。
その中に、大谷翔平選手の名前が加わったことは、日本の野球ファンにとっても誇らしいことでしょう。
大谷翔平MVPランキングまとめ
今回は、MLBの最優秀選手賞(MVP)についてお話ししました。
特に、2021年と2023年にアメリカンリーグのMVPに選ばれた大谷翔平選手が、歴代のMVP受賞者の中でどのような位置づけにあるのかに注目しました。
大谷翔平選手は、MVPポイントの合計で歴代19位にランクインしており、MLBの歴史に名を残す伝説的な選手たちと肩を並べることができました。
大谷翔平選手の今後の活躍にも期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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