こんにちは。今回は、エンゼルスの大谷翔平選手が2度目のトミージョン手術を受けるかどうかについて、私が調べたことをお伝えしたいと思います。
トミージョン手術とは?

まず、トミージョン手術とは何かを簡単に説明しましょう。
トミージョン手術とは、肘の内側側副靭帯(じんたい)を別の部位の腱(けん)で再建する手術で、野球選手のひじの故障に対する代表的な治療法です。
この手術は1974年にドジャースのエースだったトミー・ジョンが初めて受けたことから、その名がつきました。
この手術は、肘の靭帯が断裂したり損傷したりした場合に行われます。
肘の靭帯は、投球時に肘関節にかかる大きな力を支える役割を果たしていますが、その力が強すぎると靭帯が耐え切れなくなります。
特に、カーブやスライダーなどの変化球を多く投げる投手は、肘に負担がかかりやすいと言われています。
1度目と2度目のトミージョン手術の違い
1度目のトミージョン手術を受けた投手は、約80~90%の確率で投球を再開できると言われています。
しかし、2度目の手術になると、その確率は50%程度に下がるという報告もあります。
2度目の手術は1度目よりも難しく、回復にも時間がかかる可能性が高いです。
2度目の手術では、1度目で使った腱が使えないため、別の部位から腱を採取する必要があります。
また、1度目で作った穴や縫合跡が残っているため、新しい腱を通すスペースが限られています。
さらに、1度目で切除された靭帯や周囲の組織が再生されていない場合もあります。
これらの理由から、2度目のトミージョン手術は1度目よりもリスクが高く、成功率も低くなります。
また、2度目の手術後に投球を再開できたとしても、以前と同じレベルで投げられる保証はありません。
大谷翔平選手の場合
では、大谷翔平選手はどうなるのでしょうか?大谷選手は2018年10月に1度目のトミージョン手術を受けました。
その後、打者としては7カ月で復帰しましたが、投手としては2019年シーズンは登板しませんでした。
2020年シーズンはコロナウイルスの影響で短縮されましたが、大谷選手は2試合に登板しましたが、結果は芳しくありませんでした。
2021年シーズンは9勝を挙げてオールスターにも選出されましたが、8月23日に右肘を痛めて降板しました。
大谷翔平2度目のトミージョン手術まとめ
現在、大谷選手は2度目のトミージョン手術を受けるかどうかを検討しています。
もし受けるとすれば、来季の投球はほぼ絶望的となります。しかし、受けないとすれば、右肘の状態が悪化するリスクもあります。
どちらにせよ、大谷選手にとっては難しい決断となるでしょう。
私は大谷選手の早期回復と活躍を祈っています。彼は野球界にとって貴重な存在です。
彼の投打二刀流は世界中のファンを魅了しています。彼が再びマウンドに立てる日を心待ちにしています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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