佐々木朗希が見せた“クローザー適性”とは?

ドジャースの佐々木朗希投手が、現地時間10月6日のナ・リーグ地区シリーズ第2戦(対フィリーズ)で、まさに「クローザー」としての存在感を示しました。
チームが継投でつまずき、1点差まで迫られた最終回、二死一・三塁の大ピンチでマウンドに上がった23歳の右腕は、リーグ首位打者トレイ・ターナーを159キロの4シームでセカンドゴロに打ち取り、4-3での勝利を締めくくりました。
ロサンゼルス・ドジャースはこの勝利でシリーズ2勝0敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手。
地元メディアやファンの間では、もはや佐々木をクローザーとして固定すべきだという声が高まっています。
9回のドタバタ劇…なぜ佐々木の登板が際立ったのか?
3点リードで迎えた9回、まずはベテランのブレイク・トレイネンが登板。
しかし中安打と二塁打で無死二・三塁のピンチを招くと、ニック・カステラノスに2点タイムリーを浴びて1点差に。
ここでロバーツ監督は左腕アレックス・ベシアを投入。
ベシアが踏ん張り二死一・三塁までこぎつけたところで、満を持して佐々木がマウンドに立ちました。
緊迫した敵地の空気をものともせず、ターナー相手に真っ向勝負。
圧倒的な球威と落ち着きで、チームを窮地から救いました。
ベテランが乱れた中で、23歳の若き右腕が見せた“火消し”はチーム全体に大きなインパクトを与えています。
佐々木朗希のポストシーズン成績は?支配的な数字が並ぶ!
リリーフ転向後、佐々木はここまでポストシーズン3試合に登板して無失点。
WHIP0.43、被打率.125、与四球率0.00、奪三振率11.57と圧倒的な数字を残しています。
MLBでも屈指のパワーアームとして、その適性を完全に証明していると言えるでしょう。
この成績は、単なる一時的な“勢い”ではなく、真のクローザーとしての資質を物語っています。
リリーフ転向後の球速は平均で159キロ前後、制球も安定しており、9回という最もプレッシャーのかかる場面で抜群の集中力を発揮しています。
米メディアやファンの反応は?「もう他に選択肢はない」
米『Dodgers Nation』の記者ノア・カムラス氏は、自身のX(旧Twitter)で
と振り返ったうえで、
と断言。
と絶賛しています。
ファンの間でも
という愛称で盛り上がりを見せており、シーズン途中の救援転向が結果的にポストシーズンの“最強カード”となりました。
佐々木朗希クローザーもう他に選択肢はないまとめ
佐々木朗希投手は、ポストシーズンでドジャースのブルペンを救う存在となっています。
若干23歳ながら、圧倒的な球威と冷静なマウンドさばきで、チームの「守護神」として確固たる地位を築きつつあります。
今後のシリーズでも、佐々木のクローザー起用はチームの命運を左右する大きなカギとなるでしょう。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズ【公式】はコチラ
よくある質問(Q&A)
Q1:佐々木朗希は今後もクローザーとして起用される予定ですか?
A1:現時点では公式発表はありませんが、チーム内外で「クローザー固定」の声が強まっており、今後のシリーズでも終盤の大事な場面での登板が濃厚です。
Q2:なぜ先発ではなくリリーフ起用になったのですか?
A2:肩の故障明けでイニング制限がある中、短いイニングで爆発的な球威を発揮できるリリーフ転向が最適と判断されたためです。
Q3:MLBでの評価はどうですか?
A3:米メディアでは「K-Rod(2002年のフランシスコ・ロドリゲス)の再来」と称されるなど、高く評価されています。ポストシーズンでの無失点登板が続けば、全米でさらに注目が集まるでしょう。