なぜ“大谷、大谷、大谷、大谷”と叫びたくなるほど「意味不明記録」なのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(兼打者)は、2025年9月7日(現地時間)、オリオールズ戦で同じ日本人投手・菅野智之投手とのメジャー初対決において、第1打席で47号、そして第2打席で48号本塁打を放ちました。
いずれも投手としても登板している選手としては前例のない勢いとインパクトでした。
これにより、大谷は「シーズン中に3試合以上投手として登板したMLB選手」における本塁打トップに立ちました。
従来の自らの記録(2021年:46本)を上回り、過去に残されたベーブ・ルースの記録(1919年:29本)は遥か後方に置かれました。
この数字の重みは、“意味不明”と表現されても納得できるほどの桁違いの偉業です。
どんな状況で菅野投手との“注目の対決”は起きたのか?
この試合で大谷は、菅野投手のシンカーとフォーシームをいずれも完璧に捉え、第一打席は先頭打者アーチ(47号)、第二打席はバックスクリーンへのライナー(48号)を叩き込みました。
まさに投打両方で成果を求められる“二刀流”の象徴的瞬間と言えるでしょう。
二刀流として、なぜこの記録は歴史的なのか?
米データ会社「Codify Baseball」によると、
「シーズン中に少なくとも3試合以上投手として登板した選手による本塁打数」
において、大谷は48本で圧倒的なトップに立っています。
3位(2023年:44本)、4位(2022年:34本)、6位(2018年:22本)もすべて大谷が記録した数字です。
唯一5位にギリギリ入ったのはベーブ・ルースで、1919年に投手として17登板しながら29本塁打をマークしました。
しかしルースは以降打者専任となり、フルタイムの“二刀流”選手ではありません。
この点で、大谷の偉業の特異性が明確に浮かび上がります。
今後の期待と二刀流の魅力とは?

残りのシーズン、大谷はさらなる記録更新に挑戦することが期待されます。
また、投手としても登板機会があることで“勝利への貢献”を多角的に果たせるのが二刀流の強みです。
ファンとしても目が離せない「勝負の秋」が続きそうです。
大谷翔平二刀流歴史更新まとめ
大谷翔平選手は、2025年9月7日のオリオールズ戦で菅野智之投手を相手に2打席連続本塁打(47号・48号)を記録し、「投手登板3試合以上の選手による本塁打数」で歴代トップに立ちました。
過去の自身の記録を超え、ベーブ・ルースすら凌駕する驚異の成果であり、まさに現代の二刀流の象徴です。
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よくある質問/Q&A
Q1. 本塁打の数はどれくらい上昇したの?
A1. 大谷選手はこの試合で連続本塁打を放ち、通算本塁打数を48本に伸ばしました。これは同シーズンに投手登板もしているMLB選手として過去最高の数字です。
Q2. どんな投手との対戦だったの?
A2. 相手は日本人右腕、トミ・“菅野智之”投手であり、投打ともに注目されるカードとして注目を集めました。
Q3. ベーブ・ルースの記録と比べてどう違うの?
A3. ルースは1919年に投手として17登板しながら29本塁打を記録しており、投手登板があるとはいえ、フルタイムの二刀流選手としての達成ではありません。その点で大谷選手の記録はより特異です。
Q4. 今後さらに期待できる記録は?
A4. 残りシーズンで本塁打数の上積みはもちろん、投手としての登板での勝利や成績にも期待がかかります。「二刀流の完成」に向けた挑戦は続きます。