ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)でフィリーズ相手に2連勝を飾ったドジャースは、8日(日本時間9日)に本拠地で第3戦を迎えます。
ここでシリーズ突破を決めれば、大谷翔平投手にとって大きな“恩恵”が生まれます。
リーグ優勝決定シリーズ(LCS)で2度先発登板できる可能性が高まり、先発陣のローテーションにも大きな余裕が生まれるからです。
早期突破で“大谷翔平の登板機会”はどう変わる?
第4戦までに地区シリーズを突破できれば、大谷選手はLCSで2度の先発登板が可能になります。
第1戦に先発した場合、中6日で第6戦にも先発でき、第2戦先発の場合でも中6日で第7戦先発が可能です。
この日程が組めるかどうかは、地区シリーズの早期決着にかかっています。
さらに、地区シリーズで2度目の登板がなかった場合には、LCSでの救援登板という選択肢も現実味を帯びます。
大谷選手は本来先発起用が軸となりますが、チームの状況によっては柔軟な起用が想定されます。
早期突破によって、先発陣の登板パターンを戦略的に組み替えることができる点は、ワールドシリーズ連覇を狙う上で非常に重要な要素です。
LCSではどのような先発ローテーションが考えられる?
ドジャースの先発陣は、大谷選手、山本由伸投手、ブレイク・スネル投手、タイラー・グラスノー投手、クレイトン・カーショー投手と豪華な顔ぶれがそろっています。
LCSでは以下のようなローテーション構成が有力です。
試合 | 先発候補 | 備考 |
---|---|---|
第1戦 | 大谷 or スネル | チーム状況によって選択 |
第2戦 | 山本由伸 | 中5日での起用が有力 |
第3戦 | スネル or グラスノー | 相性で判断 |
第4戦 | グラスノー or カーショー | 状況次第で配置転換あり |
第5戦 | スネル or 山本 | 早期突破できなかった場合のつなぎ |
第6戦 | 大谷(中6日) | 第1戦登板時 |
第7戦 | 山本(中5日) or スネル | 救援起用の可能性もあり |
早期突破が実現すれば、このような柔軟なローテーションを構築することができます。
特に大谷選手と山本投手を軸に、スネル投手やグラスノー投手を組み合わせることで、LCSで優位な戦い方が可能になります。
逆に、シリーズが長引けば登板間隔の調整が難しくなり、起用の自由度が下がってしまいます。
第3戦は“右腕ノラ撃ち”がカギ?大谷翔平の打撃に注目

これまでの2試合で大谷選手は左投手に苦しんできましたが、第3戦は右腕アーロン・ノラ投手との対戦が予定されています。
ノラ投手は制球力とキレのある速球が持ち味で、大谷選手にとっては得意なタイプといえます。
打撃でチームを勢いづけることができれば、山本投手の好投を援護し、シリーズ突破を一気に手繰り寄せることができます。
また、攻撃陣が初回から中盤にかけて得点を重ねれば、ブルペン陣の負担を減らし、チーム全体の戦い方にも余裕が生まれます。
右腕ノラ投手との対決は、大谷選手のバットで流れをつかめるかどうかを占う大きな見どころになります。
本拠地突破で大谷翔平再び恩恵まとめ
地区シリーズを早期に突破できれば、大谷翔平選手の登板パターンに大きな恩恵が生まれます。
LCSで2度先発登板できる可能性が広がり、先発陣の戦略的な起用も容易になります。
さらに第3戦では右腕ノラ投手との対戦が控えており、大谷選手が打撃でチームを牽引できるかが勝負のカギになります。
ドジャースがこの試合で勝利を収めれば、ワールドシリーズ連覇への道が大きく開けます。
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Q&A よくある質問
Q1:大谷翔平選手はLCSで必ず2度登板するのですか?
A:いいえ。地区シリーズを第4戦までに突破できた場合にのみ、2度の登板が可能になります。
Q2:救援登板の可能性はありますか?
A:基本的には先発起用が中心ですが、シリーズ展開によっては救援登板の可能性もあります。
Q3:山本由伸投手はどの試合で登板する予定ですか?
A:LCSでは第2戦の先発が有力とされています。中5日のサイクルで第7戦の先発や救援も視野に入ります。
Q4:第3戦の注目ポイントは何ですか?
A:右腕アーロン・ノラ投手との対戦です。大谷選手をはじめとした打線が得点できれば、シリーズ突破が近づきます。
Q5:早期突破のメリットは何ですか?
A:ローテーションの余裕が生まれ、先発投手陣をより戦略的に起用できます。特に大谷選手の登板機会が増える点が最大のメリットです。