3月開幕のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一連覇を目指す侍ジャパンに、大谷翔平投手(ドジャース)が名古屋で合流しました。
注目された合流初日は“驚弾披露”こそお預けとなりましたが、調整は極めて順調です。
鈴木誠也外野手(カブス)とともにフリー打撃は行わず、身体の状態を最優先にしたメニューで汗を流しました。
大谷翔平が侍ジャパン合流 初日はフリー打撃なしの理由

26日、バンテリンドームナゴヤで行われた全体練習に大谷翔平選手が参加しました。
午後3時過ぎにグラウンドへ姿を見せると、チームメートやスタッフが次々と声をかける“歓迎ムード”に包まれました。
この日はグラウンドでのフリー打撃を実施せず、チューブトレーニングやキャッチボール中心のメニューです。
鈴木誠也外野手も同様に打撃練習を回避し、コンディション重視の調整に徹しました。
短期決戦のWBCでは、初日から強度を上げるよりも、ピークを大会本番へ合わせる設計が重要です。
大谷翔平選手の動きは、その“勝つための準備”を体現していると言えます。
能見コーチと情報交換 キャッチボールは最長30メートル
チューブを使ったトレーニングでは、能見篤史投手コーチと積極的に情報交換を行いました。
フォームや状態確認を丁寧に行いながら、実戦モードへの段階を踏んでいます。
外野でのキャッチボールは、高城ブルペン捕手を相手に実施しました。
最長30メートルまで距離を伸ばし、最後はマウンドと捕手間の距離で力強いボールを投げ込みました。
打者専念で臨む方針ながらも、投球感覚の維持は万全です。
2023年WBCでMVPに輝いた実績を持つ大谷翔平選手だけに、その一挙手一投足が大きな注目を集めます。
しかし、この日の調整内容からは焦りは一切感じられません。連覇へ向けた冷静なプロセスが際立ちます。
名古屋入り直行の球場入り 私服姿にも注目

大谷翔平選手は24日に米国キャンプを打ち上げ、チャーター機で帰国しました。
そして26日、宿舎ではなく直接バンテリンドームへ向かい、午後2時40分頃に球場入りしました。
黒のバッグを手に、白のTシャツにグレーのブルゾン、オフホワイトのチノパンという落ち着いた私服コーデで登場しました。
シンプルながら洗練された装いは、大谷翔平選手らしい自然体の魅力を感じさせます。
日本ハム時代の先輩である近藤健介選手と笑顔でウォーミングアップする姿も印象的でした。
侍ジャパンの空気は一気に引き締まり、同時に明るさも増しました。
WBC連覇へ向けた“整える力”が光る
WBCは短期決戦です。試合数が限られる中で重要になるのは、初日の派手なパフォーマンスではなく、本番で最大値を出す調整力です。
大谷翔平選手は2023年大会で投打二刀流として世界一に貢献しました。
今回の大会では打者専念の方針ですが、その分、打撃パフォーマンスへの期待はさらに高まります。
“驚弾披露”がなかったことは、むしろ順調な証です。焦らず、段階を踏み、最高の状態で大会に入る。このプロセスこそが、侍ジャパン連覇への鍵となります。
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大谷翔平WBC合流初日フリー打撃なしまとめ
侍ジャパンに合流した大谷翔平選手は、合流初日にフリー打撃を行いませんでした。
しかしそれはネガティブな材料ではなく、WBC連覇へ向けた計算された調整です。
チューブトレーニング、能見コーチとの情報共有、最長30メートルのキャッチボール。すべてが「本番で勝つため」の準備です。
名古屋で再び始まった大谷翔平フィーバー。その中心で、大谷翔平選手は静かに、そして確実に仕上げています。世界一連覇へ向けた物語は、着実に動き出しています。

