MLB公式サイトが、過去20年にメジャーデビューした選手の中で、各年度で最も優れた選手を発表しました。
その中で、2018年にデビューした選手として、ドジャースの大谷翔平選手が選ばれました。
大谷選手は、打者としても投手としても圧倒的なパフォーマンスを見せ、新人王を受賞しました。
この記事では、大谷選手の2018年の活躍と、MLB公式サイトが評価した理由について紹介します。
大谷翔平の2018年の活躍と記録
大谷選手は、日本ハムからポスティングシステムを利用して、2017年オフにエンゼルスと契約しました。
当時25歳未満でプロ6年未満だったため、年俸が抑えられる「25歳ルール」の対象でしたが、それでもメジャーでの挑戦を選びました。
そして、2018年3月29日に、敵地オークランドのアスレチックス戦で「8番・DH」としてメジャーデビューを果たしました。
初打席で右前打を放ち、メジャー初安打を記録しました。
さらに、4月1日には同カードで先発投手としてメジャー初登板を果たしました。
6回を3安打3失点、6奪三振でメジャー初勝利を挙げました。
これだけでも十分に素晴らしいデビューだったのですが、大谷選手はその後も打者としても投手としても絶好調でした。
打者としては、4月3日にメジャー初本塁打を放ち、その後も4試合連続本塁打を含む4月だけで6本塁打を記録しました。
投手としては、4月8日に本拠地での初登板で7回を1安打無失点、12奪三振という圧巻の投球を見せました。
その後も、5月6日には9回2死までノーヒットに抑えるなど、素晴らしいピッチングを続けました。
しかし、6月になると、右肘の故障が発覚し、一時的に投手としての登板を見合わせることになりました。
打者としては復帰しましたが、7月には右膝の手術を受けて、約1か月の離脱を余儀なくされました。
8月に復帰した後も、打者としては好調を維持しましたが、投手としては9月に再び右肘の故障が悪化し、トミー・ジョン手術を受けることになりました。
そのため、2018年シーズンは、打者としては104試合に出場しましたが、投手としては10試合の登板にとどまりました。
それでも、大谷選手の2018年シーズンの成績は、打者としても投手としても驚異的でした。
打者としては、打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁、OPS.925という数字を残しました。
投手としては、4勝2敗、防御率3.31、63奪三振、WHIP1.16という数字を残しました。
このように、両方の面で高いレベルで活躍した大谷選手は、アメリカンリーグの新人王に選ばれました。また、MVPの投票では7位に入りました。
MLB公式サイトが評価した理由
MLB公式サイトは、過去20年にメジャーデビューした選手の中で、各年度で最も優れた選手を発表しました。
その中で、2018年にデビューした選手として、大谷選手が選ばれました。
MLB公式サイトは、大谷選手の選出理由として、以下のように述べています。
「これも史上最高の年度の一つで、米野球殿堂入り候補者となる可能性のある3人、大谷、ファン・ソト、ロナルド・アクーニャがデビューした。この3人のうち、ソトはファングラフスのWARが歴代最高。しかし、MVPを受賞していないのは彼だけです（そして、どういうわけか、3番目のチームでプレーする）。ところで大谷はオークランドでの最初の試合で5打数1安打を記録した。彼は2日後にマウンドで初勝利を収めることになる」
このコメントから、MLB公式サイトは、大谷選手が打者としても投手としても優れたパフォーマンスを見せたことを高く評価していることがわかります。
また、大谷選手がデビューした2018年は、他にも素晴らしい選手が多くデビューしたことを指摘しています。
その中でも、大谷選手が最も優れた選手だと判断したことは、大谷選手の才能の高さを示しています。
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大谷翔平最も優れた選手2018まとめ
大谷翔平選手は、2018年にメジャーデビューを果たし、打者としても投手としても圧倒的なパフォーマンスを見せました。新人王とMVPの投票で7位に入るなど、歴史的な快挙を成し遂げました。
MLB公式サイトは、大谷選手を2018年にデビューした選手の中で最も優れた選手に選びました。
打者としても投手としても高いレベルで活躍したことを評価したのです。
大谷選手は、その後も故障やチームの事情に苦しみながらも、常に自分を高めていきました。
2023年、2度目の満票MVPを受賞しました。これは、メジャー史上初の快挙です。
大谷選手は、メジャーでの挑戦を始めた2018年から、常に新たな歴史を作り続けています。
今後も、大谷選手の活躍に注目していきましょう。
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