ドジャースの大谷翔平投手は、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席しました。
壇上では昨季までアストロズの監督を務めたダスティ・ベイカー氏が、これまでライバルだった大谷をジョーク交じりに紹介して爆笑をかっさらったのですが、実はベイカー氏の登壇は元々予定されていなかったということが判明しました。
この記事では、その一部始終を詳しくお伝えします。また、大谷とベイカー氏の関係や、大谷の魅力についても触れていきます。
ベイカー氏、本来は別の人が紹介する予定だった
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のホルヘ・カスティーヨ記者によると、元々は俳優やコメディアンとして活躍するウィル・フェレルが大谷を紹介する予定だったのですが、スケジュールの都合で、数日前に急遽ベイカー氏に変更となったというのです。
会場には関係者やファンなど約600人が集結しました。
登壇したベイカー氏は松井秀喜、野茂英雄とかつてメジャーで活躍した日本選手の名前を挙げて称賛すると、「オオタニ」について言及しました。
「この男は私が見てきた中で屈指の(日本人)選手だ」
ベイカー氏は、大谷の二刀流の才能や、打撃と投球の両方での圧倒的なパフォーマンスを讃えました。
そして、大谷の人柄にも触れ、「彼は謙虚だ」と語りました。
しかし、その一方で、「時に彼には腹が立った」とも告白しました。
その理由は、大谷が打席に向かう前にベイカー氏の方を見たからだというのです。
ベイカー氏は、その時に何かを書き留めているふりをしたと言います。
「こうやって何かを手に取って。でも、そうしながら彼の方を見た。すると、彼は私の方を見て頷き、私も頷く。そして彼は(パーンと)ホームランを打つ」と話すと、会場は爆笑に包まれました。
ベイカー氏は、大谷が自分に対して敬意を表していることを感じたのでしょうが、同時に自分のチームに対して容赦ない一撃を放つことにも驚いたのでしょう。
その矛盾した感情が、「腹が立った」という言葉に表れているのかもしれません。
ベイカー氏の妻も“大谷ファン”で知られる
ベイカー氏の妻であるメリッサ・ベイカーさんも、大谷の大ファンで知られています。
昨季まではエンゼルス戦が行われるたびに、試合前の取材では大谷の名を挙げて称賛していました。
その後も談笑では、「彼は本当に悪い男なんだ」「彼は才能があるだけでなく、ルックスもいいね」と“舌好調”でした。
ベイカー氏も、妻の気持ちを理解しているようで、「彼女は彼が好きだから、私も彼が好きだ」と言っていました。
急遽の登壇にはなったが、大谷について話したいことがたくさんあったはずの名将にとっては、いい機会となったかもしれません。
大谷も、ベイカー氏の紹介に対して感謝の言葉を述べました。
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大谷翔平ベイカー腹が立ったまとめ
この記事では、ドジャースの大谷翔平投手が出席した夕食会での出来事を紹介しました。
壇上では、元アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏が、大谷をジョーク交じりに紹介して爆笑をかっさらったのですが、実はベイカー氏の登壇は元々予定されていなかったということが判明しました。
ベイカー氏は、大谷の二刀流の才能や人柄を讃えるとともに、「時に彼には腹が立った」というエピソードを披露しました。
ベイカー氏の妻も、大谷の大ファンで知られています。
大谷は、メジャーで活躍する日本人選手として、多くの人々から尊敬や称賛を受けています。
しかし、同時にライバルとして恐れられてもいます。
その両面を表すようなエピソードが、この夕食会で明らかになりました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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