こんにちは。ドジャースの大谷翔平選手が、今季初のオープン戦でホームランを放ち、話題となっています。
しかし、その打撃フォームは昨季とは大きく異なっていました。
一体何が変わったのでしょうか?
MLBシカゴ・ホワイトソックスでワールドシリーズ制覇も経験した井口資仁さんが、日本テレビ『Going! Sports&News』の中で、大谷選手の打撃フォームの変化について語りました。
大谷翔平の打撃フォームの変化とは?
井口さんが注目したのは、打席で構えた際の左腕の位置です。
昨季の前半は、左腕が高く上がっていましたが、今年のキャンプでは、左腕が低くなり、肩が平行になっていました。
井口さんは、この変化について次のように説明しました。
「構えが去年よりリラックスというか、“自然体”で打席に入っているような感じを受けます。肩がしっかりと平行で、リラックスすると肩のラインが平行になる。これは、力を抜いた方がバットは走るということを意味しています。ヘッドスピードも速くなり、それによってより強くたたけるので、力感なくボールを飛ばすことができる」
井口さんは、この打撃フォームの変化は、昨季の終盤にも見られたと言います。
昨季の夏頃から、大谷選手は軽く振ったのが飛んでいく感覚をつかんでいたというのです。
それまでは一生懸命振っている感じがしていましたが、リラックスの感覚をつかんで、今年は最初からその感覚を出そうとしていると分析しました。
大谷翔平の打撃フォームの効果とは?
井口さんは、大谷選手の打撃フォームの変化は、打率や飛距離にも影響してくると言います。
実際、キャンプの打撃練習では、推定飛距離150mの柵越えを記録しました。
右肘の手術から順調な調整ぶりを見せています。
また、昨季の開幕時、
バットの長さは87.6センチ(34.5インチ)でしたが、今キャンプでは86.4センチ(34インチ)と“1.2センチ”短いバットを使用しています。
井口さんは、この変更についても次のようにコメントしました。
「バットを短くすれば、操作性はよくなる。短くすることによって打率は上がると思うので、大谷選手は“首位打者”なんかも狙っているのかな」
昨季、大谷選手は44本塁打でホームラン王を獲得しました。
打率.304とア・リーグ4位にランクインし、メジャー6年目で初めて3割を超えました。
28日の今季初対外試合では、ドジャース移籍後、“第1号”をマークしました。
打者専念となる2024年も“ショータイム”に期待です。
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大谷翔平打撃フォーム変わったまとめ
大谷翔平選手の打撃フォームは、昨季から大きく変化しています。
井口資仁さんによると、その変化は、リラックスして力を抜いた方がバットが走るという感覚をつかんだことによるものです。
その結果、打率や飛距離にも影響が出ています。
また、バットの長さも短くして、操作性を高めています。
大谷選手は、今年も打者としての高いポテンシャルを見せてくれるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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