「19/275」は何を意味する記録ですか?
球団史上ではウィリー・デービス選手とデイビー・ロープス選手が「21回」で最多ですが、彼らが積み上げたのはそれぞれ1952試合、1207試合という長期在籍での記録です。
大谷選手はわずか2年目・275試合で「19回」に到達しており、圧倒的なハイペースです。
なぜ“ドジャース史上最速級”と言えるのですか?
歴代最多タイの「21回」に対し、19回までの到達試合数が極端に少ないからです。
記録保持者の在籍年数・試合数に比べ、大谷選手は短期間で同一試合本塁打&盗塁を量産しています。
長打力(本塁打)と走力(盗塁)の同時発現が高頻度で起きている点が、他の名選手と比べても特異的です。
ブルージェイズ戦(現地8月10日)のパフォーマンスはどう評価できますか?
この試合で大谷選手は、初回先頭打席で41号本塁打を放ち、さらに今季17個目の盗塁も決めました。
本塁打は打球速度106.3マイル、打球角度25度、飛距離400フィートという“完璧な一撃”でした。
結果として、シーズンの“本塁打&盗塁の同一試合”が加算され、通算19回目に到達しています。
チーム結果と個人評価は両立しますか?
試合は僅差で敗れましたが、大谷選手個人は2安打2四球1盗塁と、出塁・長打・走塁の三拍子がそろった内容です。
勝敗に関わらず、同一試合での“長打力×機動力”の証跡がまた一つ積み上がり、球団記録更新へ前進しました。
記録保持者(ウィリー・デービス/デイビー・ロープス)との比較ポイントは?
両者は“俊足強打”の代名詞として球団史に残る存在です。
デービス選手は主に1960~70年代にかけて中軸・上位を担い、ロープス選手は1970年代に二度の盗塁王に輝きました。
彼らの「21回」は長い在籍期間の中で積み上がった金字塔です。
これに対し大谷選手は、在籍2年・275試合という短いスパンで「19回」に到達しており、“最速更新候補”として説得力があります。
どれくらいのペースで新記録に届きますか?
現状の達成頻度(275試合で19回=約14.5試合に1回)を単純換算すると、次の30試合以内に2回積み上げる現実味は十分にあります。
打順が固定され出場機会が多いこと、四球での出塁後に二塁を積極的に狙う走塁姿勢が継続していることも追い風です。

今後の注目ポイントは?
- 申告敬遠の増加:勝負を避けられても、出塁→盗塁で“同一試合達成”の起点は維持できます。
- 走塁のコンディション管理:終盤戦は疲労が蓄積しがちですが、スプリント指標や盗塁の成功率が維持されれば達成頻度は落ちにくいです。
- 打線の巡り:上位打線での先頭打席本塁打が増えると、序盤から“1発+1盗”のパターンが成立しやすくなります。
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大谷翔平ドジャース在籍275試合本塁打盗塁同一試合19回まとめ
大谷翔平選手は、ドジャース在籍275試合で“本塁打&盗塁の同一試合”19回に到達し、球団最多記録「21回」まで“あと2”に迫っています。
歴代レジェンドが長期在籍で築いた記録に対し、2年目で肉薄するペースは異次元です。
残り試合でも“長打力×機動力”の掛け算が続けば、近く球団新記録が生まれる可能性は高いです。
よくある質問/Q&A
Q. 「19/275」はいつ時点の数字ですか?
A. 現地8月10日(日本時間8月11日)終了時点の公式試合を基準にしています。
Q. 記録保持者の「21回」は誰ですか?
A. ウィリー・デービス選手とデイビー・ロープス選手の2人が最多タイ「21回」です。
Q. 8月10日の41号本塁打のデータは?
A. 打球速度106.3マイル、打球角度25度、飛距離400フィートです。
Q. 同一試合での達成は今季どれくらいのペースですか?
A. 出場・出塁が安定しているため、約15試合に1回前後のペースで積み上がっています(概算)。