こんにちは。今回は、メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(29)が結婚を発表したことで話題になった、日米のマスコミの質問の違いについて考察してみたいと思います。
大谷翔平の結婚発表とは?
大谷選手は2024年2月29日(日本時間3月1日)、自身のインスタグラムで結婚したことを発表しました。
お相手は日本人女性で、大谷選手は
「私にとってとても特別な人」
と紹介しましたが、詳細は明かしませんでした。
大谷選手は
「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが2人(1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております」
とコメントし、3月1日に囲み取材を受けるとしました。
この発表は、大谷選手のファンやマスコミにとっては驚きのニュースでした。
大谷選手はこれまで私生活をほとんど公開しておらず、交際関係についてもほとんど知られていませんでした。
また、大谷選手は昨年12月にドジャースと10年7億ドル(当時のレートで約1015億円)の契約を結び、今年2月27日にオープン戦で鮮やかなホームランを放つなど、野球のパフォーマンスにも注目が集まっていました。
日米のマスコミの質問の違い
大谷選手の結婚発表に対して、日米のマスコミはどのように反応したのでしょうか?
実際に行われた囲み取材の様子を見てみましょう。
米国のマスコミ
米国のマスコミは、大谷選手の結婚については祝福の言葉を述べた後、主に野球に関する質問をしました。
例えば、以下のような質問がありました。
- ご自身では、いつ2日連続で試合に出るというふうに思っていますか?
- 打席数についてはどう考えていますか?
- 結婚は、FAの判断に影響があったんでしょうか?
- ドジャースのチームメイトとの関係はどうですか?
- 二刀流の調整はどうやっていますか?
これらの質問は、大谷選手の野球に対する姿勢や目標、チームとの結びつきなどを探るもので、大谷選手のプロとしての側面に興味を持っていることが伺えます。
また、結婚に関する質問は、お相手の詳細や馴れ初めなどを聞くのではなく、野球との関係やタイミングなどを聞くのがほとんどでした。
日本のマスコミ
一方、日本のマスコミは、大谷選手の結婚については矢継ぎ早に質問をしました。
例えば、以下のような質問がありました。
- そもそも発表はしなくていいじゃないですか。それをちゃんとアナウンスしたというのは、どういう意味とかですか?
- 結婚の決め手となったのは?
- 二刀流で食生活を支えられたとか
- プロポーズの言葉とかは?
- 将来的な子供の話とか
- 馴れ初めって、どんな感じなんですか?
- 日本に帰国したときに、外にデート行ったりされたんですか?
これらの質問は、大谷選手の結婚に関するプライベートな情報や感情を知りたいということが伺えます。
また、野球に関する質問はほとんどなく、結婚が野球に与える影響についてもあまり聞かれませんでした。
文化の差とは?
日米のマスコミの質問の違いは、文化の差によるものと考えられます。
米国のマスコミは、大谷選手の結婚に対しては尊重と祝福の態度を示し、プライベートなことにはあまり踏み込まず、野球に関することに重点を置きました。
これは、米国のマスコミが、スポーツ選手のパフォーマンスや成果に基づいて評価し、個人の自由やプライバシーを尊重する傾向があることを反映しています。
また、米国では、著名人のプライベートを追いかけるパパラッチと呼ばれるカメラマンが社会問題となっており、マスコミもそのような行為には慎重になっていると考えられます。
一方、日本のマスコミは、大谷選手の結婚に対しては興味津々で、プライベートなことに積極的に踏み込みました。
これは、日本のマスコミが、スポーツ選手の人間性や感情に注目し、親近感や共感を持とうとする傾向があることを反映しています。
また、日本では、著名人の恋愛や結婚に対する関心が高く、マスコミもそのような話題を提供することで視聴者や読者のニーズに応えようとしていると考えられます。
大谷翔平の反応とは?
大谷選手は、日米のマスコミの質問に対して、どのように反応したのでしょうか?
実際に行われた囲み取材の様子を見てみましょう。
米国のマスコミ
米国のマスコミの質問に対して、大谷選手は、落ち着いて丁寧に答えていました。
野球に関する質問には、自分の考えや目標をしっかりと伝えていました。
例えば、以下のような回答がありました。
- 連続で出るよりも、強度をまず保つことと、後はトータルの打席数をまず増やすというところがメインなので、そこまで連続で出るということには、特に重きを置いてないかなと思います
- 打席数は、やっぱり多い方がいいですね。自分の感覚を掴むのにも、相手の投手の傾向を見るのにも、打席数が多い方がいいです
- 結婚は、FAの判断には全く関係ないです。FAの判断は、野球のことだけを考えて決めました
- ドジャースのチームメイトとは、とても仲がいいです。みんなが自分を受け入れてくれて、助けてくれて、応援してくれています。特に、同じ日本人の前田健太投手とは、よく話したり、食事したりしています
- 二刀流の調整は、毎日の練習や体調管理に気を付けています。投手としても、打者としても、常に最高の状態で試合に臨めるように、コーチやトレーナーと相談しながらやっています
これらの回答は、大谷選手が、野球に対する情熱やプロ意識を持っていることが伺えます。
また、結婚に関する質問には、お相手の詳細や馴れ初めなどを明かさないことで、プライバシーを守ろうとしていることが伺えます。
日本のマスコミ
日本のマスコミの質問に対して、大谷選手は、苦笑しながらも答えていました。
結婚に関する質問には、できるだけ答えようとしていましたが、あまりにもプライベートなことには言えないと言っていました。
例えば、以下のような回答がありました。
- 発表はしなくていいじゃないですかというのは、そういうことではなくて、結婚は自分にとって大事なことなので、ファンの皆さんにも知ってもらいたいと思ったからです
- 結婚の決め手となったのは、やっぱり一緒にいて落ち着くというか、心地よいというか、そういう感じがしたからです
- 二刀流で食生活を支えられたとかは、そういうことではなくて、普通に食事を作ってくれたり、一緒に食べたりするのが楽しいというか、そういうことです
- プロポーズの言葉とかは、言えないです。すみません
- 将来的な子供の話とかは、まだ考えていないです。今は野球に集中したいです
- 馴れ初めって、どんな感じなんですかというのも、言えないです。すみません
- 日本に帰国したときに、外にデート行ったりされたんですかというのは、ラフな感じで過ごしていました。外に出たら、皆さんうるさいので
これらの回答は、大谷選手が、結婚に対する喜びや感謝を持っていることが伺えます。
しかし、同時に、マスコミの質問に対する苦労や困惑も感じられます。
特に、
「皆さんうるさいので」
という言葉は、マスコミの過剰な関心に対する不満を表していると考えられます。
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大谷翔平結婚発表日米マスコミ質問の違いまとめ
大谷翔平選手の結婚発表に対して、日米のマスコミは、質問の内容や姿勢に大きな違いがありました。
これは、文化の差によるものと考えられます。
米国のマスコミは、大谷選手の野球に対する側面に興味を持ち、プライバシーを尊重しました。
一方、日本のマスコミは、大谷選手の結婚に対するプライベートな側面に興味を持ち、親近感や共感を求めました。
大谷選手は、日米のマスコミの質問に対して、それぞれに応えようとしましたが、日本のマスコミの質問に対しては、苦笑しながらも答えることができないことも多かったようです。
私は、大谷選手の結婚を心から祝福します。
また、大谷選手の野球の活躍を応援します。
私は、日米のマスコミの質問の違いから見える文化の差について、興味深く考えることができました。
皆さんは、どう思われますか?
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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