こんにちは。今回は、野球界で一番のスター選手と言っても過言ではない大谷翔平選手についてお話ししたいと思います。
大谷選手は、今オフにエンゼルスからドジャースに移籍しましたが、早くも新しいチームに溶け込んでいます。
その秘訣は、彼の人間性にあると言えるでしょう。
今回は、大谷選手の“気遣い”について、同僚やコーチの証言をもとに紹介したいと思います。
ドジャースに新加入した山本由伸の朝は早い
ドジャースに新加入した山本由伸選手は、メディアにクラブハウスが開放される8時15分の前には、既に着替えてトレーニングを始めています。
トレーニングルームで独自の柔軟や体幹を鍛える動きなど、グラウンドに出る前に入念な準備をするのです。
山本選手は、日本から渡米したばかりで、まだ時差ボケもあると思いますが、それでも一刻も早くチームに馴染みたいという気持ちが強いのでしょう。
対照的なのは大谷翔平だ
一方、対照的なのは大谷翔平選手です。
メディアがクラブハウスから出される9時になる直前、寝癖をつけながらロッカーに飛び込む姿が何度かありました。
キャンプでは基本的にゆっくりと施設に入るのが大谷流です。
睡眠時間の量を大切にする大谷選手にとって、ギリギリまで寝るというのは変わらないルーティンです。
それはドジャースに入っても同じです。
ロッカーに入ると、速やかに着替えを済ませてトレーニングルームの方へ向かいます。
そこからはもちろん、濃密な練習を一つ一つ丁寧にこなしていきます。
デーブ・ロバーツ監督は
「彼には1分1秒たりとも無駄がない。全てが意図的で、目的を持ってやっている」
と感心します。
早くもドジャースに溶け込んだ大谷翔平
大谷選手が
「まずは環境に慣れるのが最優先」
と言ったように、練習メニューやクラブハウスのルールなどはエンゼルスと異なります。
新天地は勝手が違います。野手陣も揃い、初めてユニホーム姿を披露した全体練習初日のこと。
クラブハウスでは、数種類あるズボンのどれを穿くのか、迷いました。
ロッカーが隣のムーキー・ベッツ選手に聞き、スタッフにも確認しました。
ズボンは事なきを得ましたが、練習場で帽子の間違いに気づきました。
一人だけ、「LA」のマークがついた帽子を着用し、照れながら、「D」のマークの帽子に変えました。
全体練習3日目となった2月16日。
今度は、大谷選手がフリー打撃の練習を行うフィールドを間違えました。
違うフィールドに足を運ぼうとした時、2021年のオールスターでも交流を深めた新加入のテオスカー・ヘルナンデス選手らが叫びました。
「何をしているんだ、ショウヘイ!」
背番号17が慌てて引き返しました。
フリー打撃中、今度はベテランのミゲル・ロハス選手から声が飛びました。
26本中半数の13発の柵越えをした大谷選手の打球が、フェンスを越えなかったときだったのです。
「打ち上げるな!」
もちろん、ロハス選手の冗談です。
これに、大谷選手はにこやかな笑顔を見せました。
この時、大谷選手相手に打撃投手を務めたのがディノ・エベルコーチでした。
大谷選手がエンゼルスの新人だった2018年、1年間、コーチと選手として親しい間柄だった人物です。
ロハス選手の冗談を聞き、こう思ったというのです。
「ショウヘイはそういうのが好きなんだよ。チームの一員になりたい。そうやってみんなと溶け込みながら、どんどん心地よい感じになっていくんだ」
ロバーツ監督も、大谷選手の性格をこう語ります。
「卵の殻を割るような扱いにくいスターはいるものだが、ショウヘイは全く違うタイプだと思う。みんなと同じように扱われたい。そして、ただただ、彼は勝ちたい、チャンピオンになりたい。だからここに来たんだ」
旧知のコーチが証言「彼にはオーラがある。でも…」
メディアに開放されるクラブハウスには、今のところ主力選手がほとんどいません。
大谷選手を追うメディアの大群を敬遠しているのでしょう。奥に引っ込んでいます。
野球界で一番のスター選手の加入は、他の選手たちの環境を変えましたが、「大谷翔平」は変わりません。いつ、どこにいても自然体です。
屈託のない笑顔。
そして、気遣い。
スターの加入がチームのバランスを崩すこともあり得るが、大谷選手に限ってはそういうことはないでしょう。
大谷選手の新人時代を知るエベルコーチは
「彼にはオーラがある。クラブハウスにいれば、誰もがその存在感を感じる。マイク・トラウトやアルバート・プホルスのようにね。でも、彼は同時に礼儀正しいし、みんなをリスペクトしているんだ」
と話します。
MVP一塁手フリーマンの長男チャーリー君と…
2020年MVPのスター一塁手フレディ・フリーマン選手は、大谷選手が長男のチャーリー君(7歳)を常に気にかけてくれることに、
「彼の人間としての偉大さを感じる」
と言いました。
「2年前のオールスターで初めてうちの息子のチャーリーを紹介したんだ。その後、昨年、山本の面談で会った時に、大谷から『チャーリーはどこ? 』って。このキャンプで会った時もそう言ってくれるんだ」
17日にチャーリー君はドジャースのキャンプにきて、クラブハウスで遊び回っていました。
練習後、フリーマン選手は取材に応じると、嬉しそうにスマートフォンをメディアに差し出しました。
「こんなに幸せそうな写真はないだろう。すごく嬉しそうだった」
大谷選手とチャーリー君のツーショット写真です。
ユニホームの色が赤から青に変わっても、大谷選手は人の心をすぐに魅きつけます。
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大谷翔平気遣いまとめ
今回は、大谷翔平選手の“気遣い”について、同僚やコーチの証言をもとに紹介しました。
大谷選手は、野球の才能だけでなく、人間としての魅力も持っています。
彼は、チームメイトやファンに対して、常に優しく、謙虚で、リスペクトを忘れません。
彼は、自分のことよりも、チームのことを考えます。
彼は、勝ちたい、チャンピオンになりたいという強い気持ちを持っています。
彼は、ドジャースにとって、最高の補強選手です。
ドジャースのファンの皆さん、大谷翔平選手を応援しましょう。
彼は、私たちに夢と感動を与えてくれるでしょう。
彼は、私たちのヒーローです。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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