こんにちは。今回は、ドジャースに移籍した大谷翔平投手のスプリットについて、レッズのマット・マクレイン内野手が語った内容を紹介します。
マクレイン選手は、昨季エンゼルスでプレーした大谷投手と対戦した経験がありますが、そのときに三振を喫したことを悔やんでいます。
なぜなら、大谷投手のスプリットは「直球に見える」からです。
この記事では、大谷投手のスプリットの特徴や、なぜそれが打者を惑わせるのか、そして今後のピッチングに期待することについて、マクレイン選手の証言をもとに解説していきます。
大谷翔平のスプリットとは
スプリットとは、フォークボールの一種で、指をボールの縫い目に掛けて深く挟み、上からかぶせるように投げる変化球です。
スプリットは、直球と同じように見えて、ホームベースの手前で急激に落ちるという特徴があります。
そのため、打者は見極めが難しく、空振りを誘うことができます。
大谷投手のスプリットは、平均球速が約144キロという高速スプリットで、直球との差がほとんどありません。
また、横への変化が少なく、ワンバウンドするような軌道を描きます。
これは、日本からやって来た選手のスプリットは、米国で見るものとは全く別物だということです。
なぜ大谷翔平のスプリットは「直球に見える」のか
大谷投手のスプリットが「直球に見える」というのは、ピッチトンネルという理論で説明できます。
ピッチトンネルとは、投球の軌道上に小さな輪を想定し、その輪を通るまでの間に、どれだけ球種が分かりにくいかを表す指標です。
つまり、輪を通るまでに球種が分かりやすいと、打者は見極めやすくなりますが、分かりにくいと、打者は見極めが難しくなります。
大谷投手のスプリットは、直球と同じような軌道で輪を通ります。
打者が球種などを見極める限界とされるホームベースの手前7メートル超で、軌道の差がほとんどなく、打者は見極められないままバットを振ることになります。
これが、大谷投手のスプリットが「直球に見える」ということの本質です。
大谷翔平のスプリットに対するマクレインの証言
レッズのマクレイン選手は、昨季8月23日の試合で、大谷投手と対戦しました。
しかし、その試合で大谷投手は右肘を痛めて緊急降板し、手術を受けることになりました。それがシーズンラスト登板となりました。
マクレイン選手は、MLB専門局「MLBネットワーク」のアナリストを務める元MLB選手ショーン・ケイシー氏がホストを務めるYoutubeチャンネル「メイヤーズ・オフィス」に出演し、そのときのことを語りました。
以下は、そのときのやりとりの一部です。
ケイシー氏:オオタニと対戦した?
マクレイン選手:ああ、三振させられたよ。しかも肘の靭帯を損傷した試合だったんだ。だから彼は全く全力で投げてなかったんだけど、三振を取られた。スプリットを投げてきたんだ。
ケイシー氏:日本からやって来た選手のスプリットは、ここ(米国)で見るものとは全く別物らしいね。
マクレイン選手:ああ、えげつないんだ。直近2、3試合では投げてなかったから、スプリットのことは忘れてたんだ。速球とスライダーの男と思わせられていた。してやられたよ。ひどいスイングだったな。ホームベース近くに落ちる投球だったのに、振っちゃったんだ。
ケイシー氏:でも、そこ(ストライクゾーン)にあるように見えるんだろ?
マクレイン選手:そうなんだよ。直球に見えるんだ。だから、スプリットは打者にとって最悪の球種だと思う。彼はそれをマスターしてるよ。
大谷翔平のスプリットに期待すること
大谷投手は、今季は投手として登板はない見込みですが、来季以降のピッチングが今から楽しみです。
ドジャースに移籍したことで、より高いレベルのチームでプレーすることになります。
また、ドジャースのコーチ陣やチームメイトから、さらに技術や戦術を学ぶことができるでしょう。
大谷投手のスプリットは、すでにMLBの打者を苦しめるほどの威力を持っていますが、もしかしたら、さらに進化するかもしれません。
例えば、スプリットの球速や回転数を変化させたり、角度や位置を工夫したり、他の変化球との組み合わせを考えたりすることで、打者の予測を裏切ることができるかもしれません。
大谷投手は、投手としても打者としても、世界に類を見ない選手です。
彼のスプリットは、その才能の一端を示すものです。
私たちは、彼のスプリットに驚きと感動を覚えることでしょう。
そして、彼のスプリットは、野球の歴史に残る名球となることでしょう。
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大谷翔平マット・マクレインまとめ
今回は、大谷翔平投手のスプリットについて、レッズのマット・マクレイン内野手が語った内容を紹介しました。
マクレイン選手は、昨季エンゼルスでプレーした大谷投手と対戦した経験がありますが、そのときに三振を喫したことを悔やんでいます。
なぜなら、大谷投手のスプリットは「直球に見える」からです。
この記事では、大谷投手のスプリットの特徴や、なぜそれが打者を惑わせるのか、そして今後のピッチングに期待することについて、マクレイン選手の証言をもとに解説しました。
大谷投手のスプリットは、日本からやって来た選手のスプリットは、米国で見るものとは全く別物だということです。
ピッチトンネルという理論で説明できるように、直球と同じような軌道でホームベースの手前で急激に落ちるという特徴があります。
そのため、打者は見極めが難しく、空振りを誘うことができます。
大谷投手は、今季は投手として登板はない見込みですが、来季以降のピッチングが今から楽しみです。
ドジャースに移籍したことで、より高いレベルのチームでプレーすることになります。
また、ドジャースのコーチ陣やチームメイトから、さらに技術や戦術を学ぶことができるでしょう。
私たちは、彼のスプリットに驚きと感動を覚えることでしょう。
そして、彼のスプリットは、野球の歴史に残る名球となることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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