大谷翔平は、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する、投手兼打者の二刀流の選手です。
2021年と2023年には、日本人史上初となるシーズンMVPを2度受賞し、世界中から注目を集めています。
しかし、彼がここまでの成功を収めるまでには、どのような生い立ちや経歴があったのでしょうか?
この記事では、大谷翔平の生い立ちから現在までの道のりを、詳しくご紹介します。
岩手県のスポーツマン家庭に生まれる
大谷翔平は、1994年7月5日に岩手県水沢市(現奥州市)に、父親は社会人野球、母親はバドミントンの選手というスポーツマン家庭の三男として誕生しました。
幼少期は水泳やバドミントンなどのスポーツに親しんでいました。
小学校3年生のときに、水沢リトルリーグで野球を始め、全国大会に出場しました。
小学校5年生にして、球速110 km/hを記録し、1試合で6回17奪三振の成績を残したこともありました。
彼が少年時代に憧れた野球選手は、打者では松井秀喜、投手ではダルビッシュ有だったという。
花巻東高校で二刀流の才能を開花させる
中学卒業後、大谷翔平は、センバツ大会決勝に進出した岩手県の花巻東高校に進学しました。
彼は、この高校での寮生活について、良い環境であり自身が大きく変わるきっかけになったと後に語っています。
高校1年生のときは、右翼手として出場し、秋からエースを務め、最速147 km/hを記録しました。
高校2年生のときは、最速151 km/hを記録し、「みちのくのダルビッシュ」と呼ばれ注目を集めました。
甲子園では、骨端線損傷により右翼手として先発出場するも、4回途中から登板し、田中将大に並ぶ甲子園での高校2年生最速タイ記録(当時)となる150 km/hを記録しました。
高校3年生のときは、最速160 km/hを記録し、アマチュア初日本人最速となりました。
また、打者としても、高校通算で56本塁打を放ちました。
日本ハムファイターズでプロデビューし、二刀流の快挙を成し遂げる
2012年のドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズから1位指名を受け、入団しました。
彼は、高校時代「日本人最速となる球速160km/hを記録する」「ドラフトで菊池雄星を越える8球団から1位指名を受ける選手になる」ことを目標に掲げていました。
プロ入り後は、二刀流の選手として試合に出場しました。
2013年のシーズンでは、投手として3勝、打者として3本塁打を記録しました。
2014年のシーズンでは、11勝、10本塁打で日本プロ野球史上初となる「2桁勝利・2桁本塁打」を達成しました。
2015年のシーズンでは、15勝、5本塁打を記録し、プレミア12の日本代表に選出され、銅メダルを獲得しました。
2016年のシーズンでは、10勝、22本塁打を記録し、NPB史上初となる投手と指名打者の両部門でベストナインのダブル受賞に加え、リーグMVPに選出されました。
また、日本ハムはリーグ優勝し、日本シリーズでも優勝を果たしました。
2017年のシーズンでは、3勝、8本塁打を記録しました。
ロサンゼルス・エンゼルスに移籍し、MLBで二刀流の伝説を築く
2017年のシーズン終了後、ポスティングシステムでメジャーリーグベースボールのロサンゼルス・エエンゼルスに移籍しました。
彼は、MLBで二刀流の選手としてプレーすることを希望し、エンゼルスはそれを受け入れました。
2018年のシーズンでは、4勝、22本塁打を記録し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出されました。
しかし、右肘の故障によりトミー・ジョン手術を受け、2019年のシーズンは打者としてのみ出場しました。
2020年のシーズンは、新型コロナウイルスの影響で短縮され、投手としての登板は2試合にとどまりました。
2021年のシーズンでは、復活を果たし、9勝、46本塁打を記録し、シーズンMVPに選出されました。
また、オールスターゲームでは、史上初の投手兼先発打者として出場し、ホームランダービーでも優勝しました。
2022年のシーズンでは、15勝、34本塁打を記録しました。
2023年のシーズンでは、さらに自己ベストを更新し、10勝、44本塁打を記録し、アジア人初のホームラン王と2度目の満票シーズンMVPに選出されました。
WBCでは、WBC史上初の2部門(投手部門・指名打者部門)でのオールWBCチームに選ばれ、WBCのMVPも受賞しました。
彼は、MLBで二刀流の伝説を築き、世界中の野球ファンを魅了しています。
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大谷翔平生い立ちまとめ
大谷翔平は、岩手県のスポーツマン家庭に生まれ、幼少期から野球に親しんできました。
花巻東高校では、二刀流の才能を開花させ、甲子園で活躍しました。
日本ハムでは、二刀流の選手としてプロデビューし、NPB史上初の快挙を成し遂げました。
エンゼルスに移籍後は、MLBで二刀流の伝説を築き、日本人史上初のシーズンMVPを2度受賞しました。
彼は、野球界の革命児として、今後も更なる偉業に挑戦していくでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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