大谷翔平はなぜ日本人投手のルーキーイヤーで10位にランクされたのか?【FOXスポーツの独自ランキングを分析】

このオフ、野球日本代表「侍ジャパン」でも活躍した2人の日本を代表する先発投手がメジャー移籍を実現しました。

山本由伸がオリックスからドジャースへ、今永昇太がDeNAからカブスへ入団しました。

これで、メジャーには日本人先発投手が9人も在籍することになります。

そんな中、米メディア「FOXスポーツ」では、過去にメジャーに移籍した日本人先発投手のルーキーイヤーの独自トップ10ランクを発表しました。

その中で、ドジャースの大谷翔平は10位に格付けされました。

大谷は、メジャーでのルーキーシーズンに、投手としてだけでなく、打者としても活躍し、新人王を獲得しました。

それなのに、なぜ10位なのでしょうか?

この記事では、FOXスポーツのランキングの基準や理由を分析し、大谷のルーキーイヤーの成績や評価を振り返ります。

また、その後の大谷の活躍や、ランキング上位の日本人投手の紹介もします。

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目次

FOXスポーツのランキングの基準と理由

引用元:Yahoo!ニュース

FOXスポーツのランキングは、以下のような基準で作成されました。

  • メジャーに移籍した日本人先発投手の中から、ルーキーイヤーに最低10試合に先発登板した選手を対象とした。
  • ルーキーイヤーの成績や評価、影響力などを総合的に判断した。
  • ランキングは、FOXスポーツの記者や解説者の意見を参考にした。

ランキングの結果は、以下の通りです。

  1. 野茂英雄(ドジャース)
  2. 千賀滉大(メッツ)
  3. 田中将大(ヤンキース)
  4. ダルビッシュ有(レンジャーズ)
  5. 前田健太(ドジャース)
  6. 松坂大輔(レッドソックス)
  7. 黒田博樹(ヤンキース)
  8. 岩隈久志(マリナーズ)
  9. 吉井理人(メッツ)
  10. 大谷翔平(エンゼルス)

では、なぜ大谷は10位にランクされたのでしょうか?その理由を見ていきましょう。

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大谷翔平のルーキーイヤーの成績と評価

引用元:NHKニュース

大谷は、2018年にエンゼルスと6年の契約でメジャーに移籍しました。

日本では、日本ハムで5年間に投手として52勝15敗、打者として48本塁打を記録したスーパースターでした。

メジャーでも、投打二刀流として活躍することが期待されました。

大谷のメジャー1年目は、エンゼルスで10試合に先発し、4勝2敗、防御率3.31、63奪三振、22四死球、WHIP(1イニング平均で与四球+被安打で許した走者数)は1.16でした。

打者としては、104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁、OPS(出塁率+長打率)は.925でした。

この成績で、大谷は新人王に選ばれました。

投手としても打者としても、メジャーのトップレベルの選手であることを証明しました。

しかし、大谷のルーキーイヤーは、故障にも悩まされました。

6月に右肘内側側副靱帯の問題で離脱しました。約1か月後には打撃を再開しましたが、投手復帰は9月になってからでした。

しかし、すぐに同箇所の損傷に対処するためにトミー・ジョン手術が必要であることが判明し、投手としてのシーズンを終了しました。

トミー・ジョン手術は、肘の靱帯を切除して、足の靱帯で置き換える手術で、回復には約1年かかります。

FOXスポーツの記事では、大谷のルーキーイヤーについて、以下のように総括しています。

オオタニはMLB史上最高の日本人選手であり、間違いなく史上最も才能のある野球選手であると、何の問題もなく主張できる。しかし、メジャーでのルーキーシーズンは、彼が後に成し遂げることになる偉業の、ほんの短いプレビューをファンに提供したに過ぎなかった。

つまり、大谷はルーキーイヤーに素晴らしい成績を残しましたが、故障の影響で投手としての出場機会が限られ、まだ本領を発揮できていないということです。

そのため、ランキングでは10位にとどまったのでしょう。

※おすすめ記事!【完全版】大谷翔平選手の学生時代!はコチラ

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大谷翔平日本人投手ルーキーイヤーランキング10位まとめ

大谷は、メジャーでのルーキーイヤーから、数々の偉業を成し遂げてきました。

しかし、彼はまだまだ成長しています。

彼は、メジャー史上最高の選手として、歴史に名を刻むでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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