こんにちは。今回は、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手のローマ字表記について調べてみました。
大谷翔平選手の名前は、英語や中国語などの外国語ではどのように表記されているのでしょうか?
また、日本のパスポートや英字新聞ではどのように表記されているのでしょうか?
さらに、大谷翔平選手自身はどのように表記しているのでしょうか?
それでは、見ていきましょう。
大谷翔平のローマ字表記の種類と由来
大谷翔平(おおたに しょうへい)のローマ字表記には、主に以下の3種類があります。
- OTANI
- OHTANI
- OOTANI
これらの表記は、どれも正しいというわけではありません。それぞれに由来や理由があります。
以下で詳しく見ていきましょう。
OTANI
OTANIは、日本で一般的に教えられているヘボン式ローマ字での表記です。
ヘボン式ローマ字とは、日本の外務省が1872年に制定したローマ字表記法で、日本語の発音に近いローマ字を用いる方法です。
ヘボン式ローマ字では、「おお」という音は「O」と表記し、「H」は入れません。
また、「しょう」という音は「SHO」と表記し、「H」は入れます。
したがって、「おおたに しょうへい」は「OTANI SHOHEI」となります。
ヘボン式ローマ字は、日本のパスポートや英字新聞などで広く使われています。
しかし、ヘボン式ローマ字は、日本語の長音を表現するのに不便な点があります。
例えば、「おお」と「お」という音は、日本語では明確に区別されますが、ヘボン式ローマ字ではどちらも「O」となってしまいます。
これは、英語や中国語などの外国語では混乱を招く可能性があります。
そこで、別の表記法が考案されました。
OHTANI
OHTANIは、日本語の長音を表現するために「H」を入れた表記法です。
この方法は、日本語の「おお」という音を英語の「OH」という音に近づけることで、外国語での発音の違いを減らすことを目的としています。
また、「H」を入れることで、「おお」と「お」という音の区別もできます。
したがって、「おおたに しょうへい」は「OHTANI SHOHEI」となります。
OHTANIは、大谷翔平選手がメジャーリーグに挑戦する際に、自ら選んだ表記法です。
大谷翔平選手は、日本ハム時代やWBCでも「OHTANI」という表記のユニフォームを着ていました。
また、大谷翔平選手は、2017年に行われたインタビューで、
「いつも書く時は、H入れます」
と答えています。
これは、大谷翔平選手自身が「OHTANI」という表記を好んでいることを示しています。
OOTANI
OOTANIは、日本語の長音を表現するために「O」を重ねた表記法です。
この方法は、日本語の「おお」という音を英語の「OO」という音に近づけることで、外国語での発音の違いを減らすことを目的としています。
また、「O」を重ねることで、「おお」と「お」という音の区別もできます。
したがって、「おおたに しょうへい」は「OOTANI SHOHEI」となります。
OOTANIは、日本語の長音を表現する方法としては最も直感的で分かりやすいと言えます。
しかし、OOTANIは、英語や中国語などの外国語ではあまり一般的ではありません。
例えば、英語では「OO」という音は「U」という音に近い発音になります。
また、中国語では「OO」という音は「OU」という音に近い発音になります。
これは、日本語の「おお」という音とはかなり異なります。
そこで、別の表記法が考案されました。
大谷翔平のローマ字表記はどれが正しいのか
以上のように、大谷翔平のローマ字表記には、OTANI、OHTANI、OOTANIの3種類があります。
では、これらの表記の中で、どれが正しいのでしょうか。
答えは、正しい表記はないということです。
なぜなら、ローマ字表記は、日本語と外国語の間にある音韻の違いをどのように埋めるかという問題であり、その解決策は一つではないからです。
それぞれの表記には、メリットとデメリットがあります。
例えば、OTANIは、日本で一般的に教えられている表記法であり、パスポートや英字新聞などで使われていますが、外国語での発音の違いや長音の区別ができません。
OHTANIは、大谷翔平選手自身が選んだ表記法であり、英語の「OH」という音に近い表記法ですが、中国語などでは「H」が発音されない場合があります。
OOTANIは、日本語の長音を直感的に表現する表記法ですが、英語や中国語などでは「OO」という音が「U」や「OU」という音に近い発音になる場合があります。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
大谷翔平ローマ字まとめ
ここまで、大谷翔平のローマ字表記について、OTANI、OHTANI、OOTANIの3種類を紹介しました。
どれも正しいというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
では、どの表記を使うべきなのでしょうか。
私のおすすめは、以下のようになります。
- 日本での公式な場面では、ヘボン式ローマ字のOTANIを使う
- 外国語での発音に近づける場合は、大谷翔平選手自身が選んだOHTANIを使う
- 日本語の長音を直感的に表現する場合は、OOTANIを使う
もちろん、これは私の個人的な意見です。
あなたは、自分の好みや目的に合わせて、自由に表記を選んでください。
大切なのは、大谷翔平選手の素晴らしい活躍を応援することです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント