【アリゾナ州グレンデール18日(日本時間19日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)はこのキャンプでは初めて2日連続で屋外でのフリー打撃を行いませんでした。
柵越え連発を期待していたファンは残念だったでしょう。
圧倒的なパワーと飛距離でキャンプの中心になっているが、話題になっているのはそれだけではありません。
底抜けに明るい笑顔と思わぬ動きの「笑―TIME」は常にシャッターチャンス。
報道陣だけではなくファンも一瞬たりとも目を離すことはできない。24時間絵になる男です――。
屋外フリー打撃を休んでも「笑―TIME」でファンを楽しませる
この日、大谷はナインと一緒だったのはストレッチとウオーミングアップだけで、それ以外は個別メニューでした。
屋外フリー打撃での柵越え連発を期待していたファンは残念だったでしょう。
しかし、彼は「笑―TIME」でファンを楽しませました。
ウオーミングアップ開始前にナインと言葉を交わすと腰に手を当てて大きく口を開けて
「ギャアハハ」
と爆笑しました。
また、何やらちょっかいでも出したのか両手を広げて
「ほら、違うよ」
と言わんばかりです。
さらに、イタズラでも考えているのか
「う~ん」
とマンダムのポーズ。普通に笑っているだけの
「ショウヘイスマイル」
にも特別感が漂います。
前日はフレディ・フリーマン内野手(34)の息子チャーリー君とのツーショットでも優しげな笑みをたたえていました。
表情とポーズを見ているだけでもファンも退屈しないでしょう。
エンゼルス時代もイタズラ好きで表情豊かだったが、さらに磨きがかかったようです。
ロバーツ監督も
「ヨシ(山本由伸)の笑いもいいけど、私はショウヘイの笑いが好きだ」
とすっかり癒やされています。
自分の体のことを理解し、注意深い態度でキャンプに臨む
この日もチームスケジュールの「ライブBP」欄に大谷の名前があったが、ロバーツ監督は練習前の囲み会見で
「今日、ライブBPをやりに出てくるか分からない」
と、打席に立たない可能性を示唆していました。
「彼がライブBPやフリー打撃をやりたかったらできるように(名前を)載せているが、彼が今ケージ打撃が良いと判断したらそれでも問題ない。健康状態は、全て良好」
と、エンゼルス時代同様にその日の練習メニューを大谷に一任していることを説明しました。
さらに
「ショウヘイについては、(1)彼自身が最も自分の体のことを理解し、誰よりも注意深い。以前にも同じプロセスを経験している。(2)我々自身が、まだ彼のことを学んでいるところ。組織が、彼にこうすべきだと言うのは違う。互いに信頼関係が必要で、今は、とても良いコミュニケーションが取れているから、このまま続け、信頼の構築が大事」
と語りました。
大谷に限らず、フリーマンやムーキー・ベッツ外野手(31)が入団した際にも同様のプロセスだったという。プロスポーツ史上最高額の7億ドル(約1015億円=合意当時)で契約したから特別扱いしているわけではないのです。
オレンジカウンティー・レジスター紙のベテラン、ビル・プランケット記者は
「カーショーがケガをしてから、自分でメニューを組むようになって長い。だから球団は慣れているし、大谷に限ってのことではないよ」
と解説しました。
米スポーツサイト「アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者も
「これもプロセスの一つ。(手術の回復期は)流動的でしかるべきなんじゃないかな」
と賛同しています。
実戦形式の打撃練習やオープン戦への出場を待ち望む
なお、ロバーツ監督は、
「大谷が近くライブBPで実戦形式の打撃練習を行うだろう」
と語り、22日(同23日)から始まるオープン戦には
「木曜日(22日)は出ない。じきにプレーするだろうが今週末ではない」
との見通しを示しました。
大谷の実戦デビューが待ち遠しいです。
大谷は、エンゼルス時代とは違い、投打両方での起用を目指しています。
しかし、昨年9月に右肘の手術を受けてから、まだ本格的な投球練習を行っていません。
ロバーツ監督は、大谷の投手としての復帰については
「まだ分からない」
と慎重な姿勢を示しています。
大谷は、投手としての能力も高く、エンゼルス時代には最速163キロの剛球や多彩な変化球を投げていました。
ドジャースに移籍したことで、投手としての再起をかけているとも言えます。
大谷の投手としての復帰は、ドジャースの戦力にも大きな影響を与えるでしょう。
ドジャースは、2020年のワールドシリーズで優勝した強豪チームだが、先発投手陣には不安が残っています。
カーショーは年齢的に衰えが見え始めており、ビューラーはまだ安定感に欠けます。
大谷が投手としての力を発揮できれば、ドジャースの先発ローテーションに加わる可能性もあります。
大谷は、打者としてもドジャースの戦力に貢献できるでしょう。
ドジャースは、打線の層が厚く、フリーマンやベッツ、マンシーなどのスター選手が揃っています。
しかし、大谷は、その中でも抜きん出たパワーと飛距離を持っています。
エンゼルス時代には、メジャー最長の本塁打を放ったこともあります。
大谷が打者としての調子を上げれば、ドジャースの打線はさらに強力になるでしょう。
大谷は、投打両方での起用を目指しているが、それは簡単なことではない。
投手としての負担と打者としての練習とのバランスをとることは、体力的にも精神的にも大きなストレスになります。
大谷は、自分の体のことを理解し、注意深い態度でキャンプに臨んでいるが、それでも無理は禁物です。
大谷の健康と安全を第一に考えることが、ドジャースにとっても、ファンにとっても、最善の策でしょう。
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大谷翔平笑TIMEまとめ
ドジャースの大谷翔平投手(29)は、キャンプでの様子が話題になっています。
圧倒的なパワーと飛距離で柵越え連発を見せる一方で、底抜けに明るい笑顔と思わぬ動きで「笑―TIME」を提供しています。
ロバーツ監督も彼の笑いに癒やされています。
大谷は、自分の体のことを理解し、注意深い態度でキャンプに臨んでいるが、投打両方での起用を目指しています。
彼の実戦デビューが待ち遠しいです。
この記事では、大谷翔平選手のキャンプでの様子について詳しく紹介しました。
この記事が、大谷翔平選手のファンやドジャースのファンにとって、有益で楽しいものになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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