ドジャースの大谷翔平選手が、今季に向けて走塁改革に取り組んでいます。
キャンプインから5日目となる13日(日本時間14日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で約48分間にわたって走塁練習を行いました。
その様子を見守ったのは、ブルワーズやレッドソックスで監督を務めたロン・レニキーGM特別補佐でした。
レニキー氏は、大谷選手の走塁について、貴重なアドバイスを与えました。
大谷翔平の走塁改革とは?
大谷翔平選手は、打者としての能力はもちろんのこと、走者としての能力も高く評価されています。
身長193センチ、体重95キロの恵まれた体格に加えて、驚異的なスピードを持っています。
2019年には、二塁間を3.8秒台で走ったこともあります。
また、2021年には自己最多の26盗塁を記録しました。
しかし、その一方で、盗塁の成功率は72%と、リーグ平均よりも低く、失敗数はリーグ最多の10回でした。
そのため、大谷選手は、自分の走る能力をもっと効率よく発揮できるように、走塁改革に取り組むことにしました。
元監督からのアドバイスとは?
大谷翔平選手が走塁改革に取り組んだ13日の練習では、レニキーGM特別補佐から指導を受けました。
レニキー氏は、2000年から2010年までエンゼルスでコーチを務めた経験があり、大谷選手とも親交があります。
レニキー氏は、大谷選手の走塁について、以下のように話しました。
「ショウヘイは今年、もっと走りたいと思っている。彼にはものすごいスピードがある。それをより効果的に使えるように。盗塁なら75~80%で成功する必要がある。試合の大事な場面で盗塁できれば、多くの勝利をもたらすことができる。盗塁する時はセーフになることが大事だ。8、9回に盗塁を試みてアウトになればタイミングが悪い」
レニキー氏は、大谷選手に、盗塁の構えやスタートの切り方、リードの幅など、細かいポイントを指摘しました。
また、大谷選手も、レニキー氏に質問をしたり、アドバイスを求めたりしました。
レニキー氏は、エンゼルスでコーチをしていた時に、同じような指導をしたトラウト選手が、2016年に30盗塁に到達したことを例に挙げました。
レニキー氏は、大谷選手の走塁改革に期待を寄せました。
「走れる選手だし、パワー、打率、出塁率に並んで、非常に優れた走力にも恵まれている。その年に何ができるか考えないといけない。どうすれば、勝利に一番貢献してくれるか。現状では投手としてプレーできないから、彼の才能をいかにして引き出せるか考えている」
大谷翔平の走塁改革の成果は?
大谷翔平選手の走塁改革は、まだ始まったばかりです。
しかし、すでにその成果は見えてきています。
練習中には、最新機器を用いたダッシュで、驚くべきスピードを記録しました。
そのスピードは、あまりにも速すぎて、練習用のワイヤーを引きちぎってしまうというハプニングも起きました。
大谷選手は、笑顔でその場をやり過ごしました。
大谷選手は、走塁改革によって、自分の走る力をさらに高めることができると信じています。
「走塁は、自分の力を出し切ることができると思っています。今は、走ることに集中しています。走塁改革は、自分のためにも、チームのためにもなると思っています。今年は、もっと走りたいです」
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大谷翔平走塁改革まとめ
大谷翔平選手は、走塁改革で新境地へと挑戦しています。
その姿は、ファンやメディアの注目を集めています。
大谷選手は、打者としてのみならず、走者としても、MLBのスターとして輝くことができるでしょう。
大谷選手の走塁改革に、ぜひご注目ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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