MLB公式サイトは9月25日、ポストシーズンを視野に入れた「先発投手パワーランキング」を更新し、日本人投手・山本由伸(ドジャース)が前回6位から2位へと大きく順位を上げたことを発表しました。
首位には引き続きデトロイト・タイガースのタリク・スクバルが君臨し、「もしポストシーズン進出なら、彼より優れたエースを見つけるのは難しいだろう」と高く評価されています。
スクバルと山本、両者の“強さ”とは?

タリク・スクバルの強さ
- 2025年シーズン:31試合登板、13勝6敗、防御率2.21、奪三振241
- ア・リーグでもトップクラスの成績で、奪三振能力と安定感を兼ね備えています。
- MLB公式は「プレーオフで彼より優れたエースを見つけるのは難しい」とコメントしており、その支配力が評価されています。
山本由伸、驚異の躍進
- 今季30試合に先発し、12勝8敗、防御率2.49でリーグ2位の好成績を記録。
- 直近3先発で計21回を投げ、27奪三振、防御率0.86という圧倒的な内容を残しています。
- ドジャースで唯一ローテーションを守り抜いており、その信頼性と安定感が高く評価されています。
他のトップ10陣は誰がいる?
順位 | 投手名 | 所属球団 | 前回順位 |
---|---|---|---|
1位 | タリク・スクバル | タイガース | 1位 |
2位 | 山本由伸 | ドジャース | 6位 |
3位 | マックス・フリード | ヤンキース | ランク外 |
4位 | ブライアン・ウー | マリナーズ | ランク外 |
5位 | クリストファー・サンチェス | フィリーズ | ランク外 |
6位 | ギャレット・クロシェット | レッドソックス | 4位 |
7位 | ケビン・ガウスマン | ブルージェイズ | ランク外 |
8位 | フレディ・ペラルタ | ブリュワーズ | 3位 |
9位 | ハンター・ブラウン | アストロズ | 8位 |
10位 | ノーラン・マクリーン | メッツ | 10位 |
若手のフリード、ウー、サンチェスらがランク入りし、勢力図の変化が見えています。
終盤戦での調子が評価に直結しているのも特徴です。
なぜ山本由伸は6位から2位へ?
終盤にピークを迎えた投球内容
9月以降、直近の先発で圧巻の内容を見せ、評価が急上昇しました。
ローテーションを守り抜く信頼性
ドジャースで唯一ローテーションを外れず、シーズンを支え続けています。
防御率・奪三振・制球のバランス
防御率2.49、200超の奪三振、制球力とバランスの良さが際立っています。
ポストシーズンでの期待値
ランキングはポストシーズンを意識した評価が強く、今の勢いが順位を後押ししました。
今後の展望は?
- スクバルと山本のエース対決はポストシーズンの見どころ。
- 終盤戦で調子を上げる投手はランキングで大きく飛躍可能。
- 若手投手の台頭により、勢力図はさらに変化しそうです。
- 山本の評価上昇により、日本人投手の注目度はさらに高まっています。
山本由伸先発投手パワーランキング2位まとめ
山本由伸が6位から2位に浮上した背景には、終盤の圧巻の投球、一貫した信頼性、そしてポストシーズンへの期待が挙げられます。
首位スクバルと並び称される存在となり、日本人投手としての存在感を大きく示しています。
今後は両者の活躍、さらに若手投手の台頭にも注目です。
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よくある質問(Q&A)
Q1:パワーランキングの基準は?
A:成績だけでなく、直近の調子やポストシーズンでの信頼性が重視されています。
Q2:山本由伸が1位になる可能性は?
A:十分あります。今の好調を維持し、ポストシーズンで結果を出せば1位浮上も期待できます。
Q3:他の日本人投手がランク入りする可能性は?
A:はい。好成績を残せば山本のように高く評価される可能性があります。
Q4:注目すべき若手投手は?
A:マックス・フリード、ブライアン・ウー、クリストファー・サンチェスが特に注目です。