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「前回と全く違う」──山本由伸が配球を大胆に変えたワールドシリーズ第6戦での“モデルチェンジ”

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なぜ山本由伸は配球を大きく変えたのか?

ロサンゼルス・ドジャースのエース 山本由伸 が、現地時間10月31日に敵地ロジャース・センターで臨んだワールドシリーズ(WS)第6戦。

チームが2勝3敗と崖っぷちに立たされる中、彼は“前回登板”時とは明らかに異なる配球でマウンドに立った。

前回のWS第2戦では、縦に大きく割れるカーブや鋭いスプリッターを軸としていた山本だが、今回の登板ではそのイメージを刷新。

解説の元MLB選手 田口壮 氏もその変化に注目し、次のように語った:

「2回の結果球はスライダー、スライダー、カットボールなんです。前回と全く違います。スプリットやカーブのイメージではないです。そのなかにシンカーが入っています。横の動きを加えてきているのは注目だと思います」

このコメントから見えるのは、山本が“縦割れ変化”から“横変化+シンカー”へと配球戦略を切り替えてきたという確かな手応えである。

山本由伸が“モデルチェンジ”を図った要因とは?

引用元:X.com

今回の配球変化の背景には、下記のような複数の要因が見えてくる。

  • チーム状況:第2戦の完投(1失点完投)で流れを作ったとはいえ、シリーズ2勝3敗の中で次戦を取らなければならないというプレッシャーがあった。
  • 相手打線対策:敵地での第6戦、相手が山本の従来パターンを研究していた可能性が高く、縦割れ変化中心では打者に対抗されるリスクがあった。
  • 自己進化:山本自身が自身の武器をアップデートし、「前回と全く違う」とアナリストが感じるほどの戦略転換を図った。
    こうした構図の中で、山本が“スライダー・カットボール・シンカー”という横変化主体の配球に舵を切ったことは、まさに勝負所での変化と読み取れる。

どのように配球が変化したのか?そしてその効果は?

① 横の変化球の増加

山本の第6戦では、2回の結果球(打者を打ち取った球)の中に

「スライダー、スライダー、カットボール」

が並んだという指摘があった。田口氏の言葉を借りると、

「前回と全く違う」「スプリットやカーブのイメージではない」

という表現がまさにそれを象徴している。

② シンカーの投入

さらに興味深いのは、その中に

「シンカー」

が入っているという点。

縦変化に頼らない横変化・沈みを加えた球種構成は、打者の軸やタイミングをずらす大きな武器になる。

③ 前回登板時との対比

前回の登板では縦割れのカーブやスプリッターを多用しており、打者としては

「縦に落ち割れる球」

を意識せざるを得なかった。

しかし今回、軸を変えてくることで打者のタイミングを崩し、配球の“想定外”を演出している。

④ チームを救う可能性

この“モデルチェンジ”が功を奏すれば、2勝3敗というチーム状況からの逆転へと向かう起点になり得る。

山本の持ち味を更新し、勝利への鍵を握る登板となるだろう。

今後の展望と注目ポイントは?

今後、山本はこの横変化軸+シンカー構成をどこまで使い続けられるのか、また相手打線が対応してくる中でさらなる進化を見せられるかが鍵となる。

加えて、打線・守備・中継ぎの総合力も含めて“チームを救う”べき登板となるだけに、これまで以上に戦略面での集中が求められる。

彼が今後も“前回と全く違う”配球を準備してくるならば、打者にとって予測不能な投球がさらに増すだろう。

山本由伸配球を変えたワールドシリーズ第6戦まとめ

山本由伸は、ワールドシリーズ第6戦に向けて配球を大胆に変化させた。

縦割れ変化主体の従来パターンから、スライダー・カットボール・シンカーという横変化および沈み系を軸に据え、打者のタイミングと読みを揺さぶる構えを見せた。

田口壮氏が指摘したその“モデルチェンジ”は、チームが崖っぷちに立たされる状況下での打開策であり、山本の持ち味をさらに拡張する取り組みである。

勝利への鍵は、この変化を打線・守備・中継ぎとともに、どれだけ実戦に落とし込めるかにある。

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よくある質問/Q&A

Q1:なぜ今回はスプリッターやカーブをあまり使わなかったのか?
A1:従来の縦変化を打者が研究していた可能性が高く、横変化+シンカーへの切り替えで打者のタイミングを変える狙いがあったと考えられます。

Q2:シンカーを配球に加えた効果は何か?
A2:沈み系、横変化系の球が増えると、打者が“縦割れ/上から落ちる変化球”を意識していたタイミングを崩しやすくなるため、バッター有利なカウントを減らす効果が期待できます。

Q3:この変化は一登板限りの“奇策”なのか、それとも今後のスタンダードになるものか?
A3:今回の配球構成を「前回と全く違う」と評価する声があることから、一時的な戦略変更というよりは山本自身の投球レパートリー拡充の一環と見るべきで、今後シリーズを通じた“武器”になり得る可能性があります。

Q4:チームとしてこの配球変化をどう活かすべきか?
A4:山本の進化に呼応するかたちで、打線が序盤からワンチャンスをものにすること、中継ぎ・守備が盤石であることが必要です。投手が変化を示す時こそ、野手がその勢いを後押しする体制づくりが重要です。

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