ドジャースの大谷翔平投手(31)が、10月4日(日本時間5日)のナ・リーグ地区シリーズ第1戦で、ポストシーズン(PS)史上初となる「1番・投手兼DH」で先発出場し、6回3安打3失点9奪三振と力投。
PS初登板で初勝利を挙げました。
打撃では4打数無安打4三振1四球と結果は残せなかったものの、チームは終盤に逆転劇を演じ、5-3でフィリーズを下し先勝。
さらに、日本選手の先発投手がPSで勝利し、別の日本選手(佐々木朗希)がセーブを記録するのは史上初の快挙です。
試合後、大谷翔平が語った一問一答には、緊張と集中、そして勝負への哲学が凝縮されていました。
試合前の緊張は?実際に投げた感覚はどうだったのか?
――試合前は少し緊張するかもと話していたが、実際投げてみて。
初のポストシーズン登板ながら、彼は「楽しめた」と語りました。
ブルペンから本番まで、リラックスと集中が両立していたことが伺えます。
9回の打席でバント構え?意外な作戦の意図とは?
――最後の9回の打席はバントの構えを見せたりしたことについて。
9回の打席で見せたバント構えは、佐々木朗希の登板準備時間を作るための“時間稼ぎ”でした。
2点リードの終盤、冷静にチーム戦略を実行する姿は、まさにチームプレーヤーとしての大谷らしさです。
2回の失点と5回のピンチ、シュワーバー三振の裏に何があったのか?
――2回に失点して5回のピンチでシュワーバーを三振に取った場面は?
強打者シュワーバーをカーブで仕留めた場面は、この試合の大きなターニングポイントでした。
彼の冷静な配球判断とキャッチャー・スミスとの信頼関係が光りました。
なぜ二刀流にこだわるのか?大谷翔平が語る哲学とは?

――打者としてやっていく方がずっと簡単なはず。二刀流として両立することがなぜ重要なのか?
二刀流は「特別な挑戦」ではなく「自分の色」と言い切る姿に、大谷翔平という選手の根源的な強さと哲学が現れています。
テオスカー・ヘルナンデスの逆転3ランにどう反応したのか?
――テオの逆転3ランについて。
2回の守備ミスを取り返す一撃に、大谷は絶叫。
チームの勢いを一気に変える逆転弾は、まさに「PSの醍醐味」でした。
大谷翔平PS初勝利一問一答まとめ
大谷翔平は、PS史上初の「1番・投手兼DH」で出場し、緊張と集中の中で6回を投げ抜き、勝利をつかみました。
投球では要所で三振を奪い、打席では戦略的な時間稼ぎを実行。
二刀流という唯一無二のスタイルを貫き、チームの勝利に貢献しました。
そして、テオスカー・ヘルナンデスの逆転3ランという劇的な展開に、全員が一丸となって戦う姿が印象的な一戦となりました。
歴史的な一戦の裏には、大谷翔平の冷静な判断と情熱が確かに存在していました。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズ【公式】はコチラ
よくある質問 / Q&A
Q1. 大谷翔平がポストシーズンで「二刀流」出場したのは初めてですか?
A. はい。今回が史上初の「1番・投手兼DH」での先発出場で、DH制導入後のポストシーズンでは前例がありません。
Q2. 試合のキーポイントはどこでしたか?
A. 5回のシュワーバーとの対戦が大きなターニングポイントです。フルカウントからのカーブで空振り三振に仕留め、流れを引き戻しました。
Q3. 9回のバント構えにはどんな意図があったのですか?
A. 佐々木朗希投手のブルペン準備時間を稼ぐため、監督の指示で時間稼ぎを行いました。
Q4. 二刀流を続ける理由は何ですか?
A. 「できると思っているから。それが自分の色であり、自分の強み」と本人が語っています。チームにとってプラスである限り、両立を続ける意志を明確に示しました。