なぜロハスは「踊れ、ロッキー」を薦めたのか?
ロサンゼルス・ドジャースは10月20日(日本時間21日)、ワールドシリーズに向けて本拠地で約2時間の練習を行いました。
その練習前、クラブハウスで話題となったのが、新守護神・佐々木朗希投手の登場曲
「バイラロ・ロッキー(和訳:踊れ、ロッキー)」
です。
ベテラン内野手のミゲル・ロハスは、
「あの曲は彼にすごく合っていると思って、スプリングトレーニングの頃からトレーニングルームで毎日のように流していた」
と明かしました。
当初、佐々木は使用をためらっていたそうですが、今ではクローザーとしてマウンドに上がる際、この楽曲が流れるようになりました。
ロハスは
「みんなが盛り上がる曲。彼があの曲を選んでくれて本当にうれしい」
と語り、
「ワールドシリーズに勝ったら絶対に踊らせますよ」
と笑顔で“公約”。
「彼は100マイル(約161キロ)の球を投げるし、脚も高く上がる。絶対にうまく踊れる」
と冗談を交え、報道陣の笑いを誘いました。
背番号「11」を譲ったロハスの思いやりとは?

ロハスはドジャースでチームリーダーとして厚い信頼を得ている選手です。
今季、佐々木朗希が入団した際、自身がつけていた背番号「11」を快く譲り渡しました。
これは単なる番号変更ではなく、“次世代エースへの敬意”を込めた決断でした。
ロハスは
「彼は違う文化、違う国からやって来た。だからこそ、安心してプレーできるようにサポートしたい」
と語り、チームの一体感を大切にする姿勢を示しています。
背番号「11」は日本でも佐々木の象徴とされる番号。
ロハスの譲渡によって、その伝統がメジャーでも受け継がれる形となりました。
「優勝したら踊る」公約が生まれた背景は?
ロハスが掲げた
「優勝したら朗希を踊らせる」
という公約は、単なる冗談ではありません。
チーム全体の士気を高める“ムードメーカー”としての役割を果たす、ロハスらしいユーモアです。
彼が推薦した登場曲
「バイラロ・ロッキー」
は、スペイン語で
「踊れ!」
を意味します。
まさに勝利の瞬間を象徴する楽曲であり、ドジャースの勢いと明るさを体現しています。
ロハスは
「意味もたぶん彼は知っていると思う」
と笑いながら語り、佐々木投手との信頼関係の深さをうかがわせました。
チームの結束を象徴するエピソードとは?
背番号の譲渡、登場曲の推薦、そして「踊る」公約──これらすべてに共通するのは、ロハスがチームの雰囲気作りに貢献している点です。
ドジャースのクラブハウスでは、佐々木の加入後、若手とベテランの絆が強まっており、こうしたエピソードが“チーム一丸”の象徴となっています。
ロハスは選手としてだけでなく、精神的支柱としてチームを支えています。
佐々木投手もそんなロハスに信頼を寄せており、ワールドシリーズという大舞台でその絆がどのように花開くのか注目が集まります。
ロハス優勝したら朗希を踊らせるまとめ
ミゲル・ロハスが佐々木朗希に背番号「11」を譲り、登場曲「踊れ、ロッキー」を薦め、さらに「優勝したら踊らせる」と宣言した一連の出来事は、ドジャースのチーム文化と結束力を象徴しています。
そのユーモアとリーダーシップが、今季のドジャースをさらなる高みへと導く鍵となるでしょう。
ワールドシリーズの歓喜の瞬間、シャンパンにまみれながら笑顔で踊る二人の姿をファンは待ち望んでいます。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
よくある質問/Q&A
Q1.「バイラロ・ロッキー」とはどんな曲ですか?
A.スペイン語で「踊れ、ロッキー」という意味のラテン系楽曲で、リズミカルなテンポが特徴です。球場の雰囲気を盛り上げる“勝利のテーマ”として人気を集めています。
Q2.ロハスが背番号を譲った理由は?
A.ロハスはチームリーダーとして、異国からやってきた佐々木が安心してプレーできるようにとの思いから、自らの背番号「11」を譲りました。
Q3.「踊る」公約は本当に実現する?
A.ロハスは冗談交じりながらも「優勝したら絶対に踊らせる」と約束しており、ワールドシリーズ制覇の暁には実現する可能性が高いと見られています。
Q4.ロハスと佐々木の関係は?
A.ロハスは佐々木の兄貴分的存在で、クラブハウスでもよく会話を交わしています。登場曲の選定や背番号譲渡など、深い信頼関係が築かれています。