なぜ大谷翔平は「1番・投手兼DH」で出場するのか?

ドジャースの大谷翔平選手(31)が、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦(トロント)に「1番・投手兼DH」で出場します。
第4戦で七回途中93球を投げて6安打4失点だった大谷は、中3日という短い間隔で再びマウンドへ上がります。
第3戦では2本塁打を含む4長打、9出塁という圧巻の成績を残しており、今シリーズの中心的存在です。
もし4試合ぶりのポストシーズン9号を放てば、2020年のコーリー・シーガーを抜いて球団新記録となります。
投打の両面でチームをけん引する大谷が、決戦の地トロントで新たな伝説を刻む可能性があります。
ポストシーズンでの大谷翔平の活躍は?
大谷はリーグ優勝決定シリーズ第4戦でも先発し、七回途中2安打無失点10奪三振に加え、3本塁打を放つという離れ業を見せました。
その圧倒的な活躍で自身初のシリーズMVPを受賞しています。
ワールドシリーズでは第1戦で初本塁打、第3戦ではポストシーズン119年ぶりの「1試合4長打」、さらに「1試合4敬遠」「9出塁」というPS新記録を樹立しました。
第4戦ではワールドシリーズで初めて投打の二刀流出場も果たし、歴史的な存在感を放っています。
両軍の先発と戦略は?
ブルージェイズの先発は、第3戦で登板した41歳の名投手マックス・シャーザー。
通算3度のサイ・ヤング賞に輝くベテラン右腕です。
大谷は第3戦でこのシャーザーから1本塁打を含む2安打を放っており、再戦にも注目が集まります。
ドジャースの発表されたスタメンは以下の通りです。
1番・投手兼DH 大谷翔平
2番・捕手 スミス
3番・一塁 フリーマン
4番・遊撃 ベッツ
5番・三塁 マンシー
6番・右翼 T・ヘルナンデス
7番・中堅 エドマン
8番・左翼 E・ヘルナンデス
9番・二塁 ロハス
大谷を1番・投手兼DHに据えることで、先頭打者としてリズムを作り、マウンドでも試合を支配する“総力戦仕様”の布陣です。
勝負のカギを握るポイントは?
中3日での登板という過酷な条件にも関わらず、大谷は疲労をものともせずチームの期待を背負います。
投手としての球威とコントロール、そして打者としての勝負強さの両立が勝利の決め手となります。
また、相手シャーザーとの再戦では、初回からリードオフとして勢いを生み出せるかが注目点です。
試合の立ち上がりでどちらが主導権を握るかが、流れを大きく左右するでしょう。
大谷翔平1番投手兼DH第7戦まとめ
中3日で「1番・投手兼DH」として出場する大谷翔平は、まさに球史に残る挑戦を続けています。
ワールドシリーズ第7戦という最高の舞台で、投打二刀流として再び奇跡を起こすのか。
世界中の野球ファンが見守る中、トロントの夜が新たな伝説の誕生を告げようとしています。
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Q&A
Q1:なぜ大谷翔平は中3日で登板するのですか?
A1:第4戦から中3日と厳しい間隔ですが、ドジャースは総力戦で臨むため、大谷の二刀流能力を最大限に活かす決断をしました。
Q2:「1番・投手兼DH」という起用は珍しいですか?
A2:非常に珍しいです。投手として先発しながら1番打者を務めるのは、メジャー史でも前例の少ない“究極の二刀流起用”です。
Q3:相手のシャーザーとの対決は?
A3:大谷は第3戦でシャーザーから本塁打を放っており、再戦ではさらに高度な駆け引きが予想されます。勝敗の分かれ目になる注目のマッチアップです。

