ドジャース地区とは?歴史や特徴、現在の状況を徹底解説!

こんにちは。今回は、メジャーリーグのナショナルリーグ西地区に所属するドジャース地区について、詳しく解説していきたいと思います。

ドジャース地区とは、どのような地域なのでしょうか?

どんな歴史や特徴があるのでしょうか?

そして、現在の状況はどうなっているのでしょうか?

それでは、早速見ていきましょう。

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目次

ドジャース地区とは?

ドジャース地区とは、アメリカ合衆国南西部に位置する地域のことを指します。

引用元:Fuii-Count

この地域には、メジャーリーグのナショナルリーグ西地区に所属する5つのチームがあります。

それぞれ、以下のようなチームです。

  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)
  • コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)
  • ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)
  • サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)

この地域は、気候や地形、文化などが多様で、それぞれのチームにも個性があります。

また、この地域は、メジャーリーグの歴史や伝統にも深く関わっており、数々の名選手や名勝負が生まれてきました。

ドジャース地区は、野球ファンにとって魅力的な地域と言えるでしょう。

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ドジャース地区の歴史

ドジャース地区の歴史をたどるには、まずはメジャーリーグの歴史を振り返る必要があります。

メジャーリーグは、1876年にナショナルリーグが発足したことに始まります。

引用元:日刊スポーツ

当時のナショナルリーグには、東部や中西部の都市にある8つのチームが参加していました。

その後、1901年にアメリカンリーグが創設され、両リーグの対抗戦としてワールドシリーズが始まりました。

しかし、当時のメジャーリーグは、主に東部や中西部に集中しており、西部や南部にはほとんどチームがありませんでした。

そこで、1950年代になると、メジャーリーグは西部や南部への進出を始めます。

これは、人口の増加やテレビの普及、航空機の発達などが背景にありました。

1953年には、ボストン・ブレーブスがミルウォーキーに移転し、1954年には、セントルイス・ブラウンズがボルチモアに移転してオリオールズになりました。

そして、1958年には、歴史的な移転が起こります。

それは、ニューヨークにあったドジャースとジャイアンツが、それぞれロサンゼルスとサンフランシスコに移転したことです。

これにより、メジャーリーグは初めて太平洋岸に進出し、ドジャース地区の基礎ができました。

その後、1969年には、メジャーリーグは球団拡張を行い、ナショナルリーグとアメリカンリーグはそれぞれ東地区と西地区に分かれました。

このとき、ナショナルリーグ西地区には、ドジャースとジャイアンツのほかに、アトランタ・ブレーブス、シンシナティ・レッズ、ヒューストン・アストロズ、サンディエゴ・パドレスの6つのチームが所属しました。

このうち、ブレーブスは1966年にミルウォーキーからアトランタに移転し、パドレスは1969年に新規参入したチームでした。

また、1977年には、コロラド・ロッキーズとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが新たに加わり、現在の5チーム体制になりました。

このとき、アストロズはアメリカンリーグ西地区に移動し、レッズはナショナルリーグ中地区に移動しました。

これにより、ドジャース地区は、現在の形になりました。

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ドジャース地区のチームごとの特徴

引用元:日刊スポーツ

ドジャース地区に所属する5つのチームは、それぞれに歴史や特徴があります。

ここでは、チームごとにその概要を紹介していきます。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス

アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、1998年にナショナルリーグに新規参入したチームです。

チーム名は、アリゾナ州に生息する毒蛇のダイヤモンドバック・ラトルスネークに由来します。

チームカラーは、紫と黒と銀でしたが、2007年に赤と黒と金に変更されました。

本拠地は、フェニックスにあるチェイス・フィールドです。

この球場は、屋根が開閉できるレトラクタブル・ルーフを備えており、砂漠の暑さから選手や観客を守っています。

また、左中間にはプールがあり、そこから試合を観戦することもできます。

ダイヤモンドバックスは、新規参入したチームとしては異例の早さで成功を収めました。

1999年には、わずか2年目で地区優勝を果たしました。

そして、2001年には、ランディ・ジョンソンやカート・シリングといった強力な先発投手陣を擁し、ワールドシリーズに進出しました。

ワールドシリーズでは、ニューヨーク・ヤンキースと対戦し、7戦目で劇的な逆転勝利を収めて、球団史上初の優勝を果たしました。

これは、新規参入したチームとしては最短の4年目での優勝でした。

その後、ダイヤモンドバックスは、2002年と2007年にも地区優勝をしましたが、ワールドシリーズには進出できませんでした。

コロラド・ロッキーズ

コロラド・ロッキーズは、1993年にナショナルリーグに新規参入したチームです。

チーム名は、コロラド州を横断するロッキー山脈に由来します。

チームカラーは、紫と黒と銀です。本拠地は、デンバーにあるクアーズ・フィールドです。

この球場は、海抜1600メートルの高地にあり、空気が薄くなることでボールが飛びやすくなります。

そのため、打者有利な球場として知られており、高得点の試合が多く見られます。

ロッキーズは、新規参入したチームとしては好成績を残しています。

1995年には、わずか3年目でワイルドカードを獲得し、ポストシーズンに進出しました。

その後、2007年には、ナショナルリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズに進出しました。

ワールドシリーズでは、ボストン・レッドソックスと対戦しましたが、4連敗で敗退しました。

その後、2009年と2017年にもワイルドカードを獲得しましたが、いずれも初戦で敗れました。

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ロサンゼルス・ドジャース

ロサンゼルス・ドジャースは、1958年にニューヨークからロサンゼルスに移転したチームです。

チーム名は、ニューヨーク時代にトロリー(路面電車)を避けることから「トロリー・ドジャー」と呼ばれたことに由来します。

チームカラーは、青と白です。本拠地は、ロサンゼルスにあるドジャー・スタジアムです。

この球場は、1962年に開場し、メジャーリーグで最も古い球場のひとつです。

また、観客席の数は56,000席で、メジャーリーグで最も多いです。

ドジャースは、メジャーリーグの歴史や伝統において、最も重要なチームのひとつです。

ドジャースは、1947年にジャッキー・ロビンソンを起用し、メジャーリーグで初めて黒人選手を登録したチームです。

これは、野球界だけでなく、アメリカ社会における人種差別の撤廃に大きな影響を与えました。

また、ドジャースは、サンディ・コーファックスやドン・ドライスデールといった名投手や、デューク・スナイダーやロイ・キャンパネラといった名打者を輩出し、数々の名勝負や名場面を生み出しました。

ドジャースは、ワールドシリーズに21回出場し、7回優勝しています。そのうち、6回はロサンゼルスでの優勝で、最新の優勝は2020年です。

現在のドジャースは、メジャーリーグで最も強力なチームのひとつです。

引用元:AFPBB News

サンディエゴ・パドレス

サンディエゴ・パドレスは、1969年にナショナルリーグに新規参入したチームです。

チーム名は、スペイン語で「神父」を意味し、サンディエゴの歴史にちなんでいます。

チームカラーは、茶と金でしたが、2004年に青と白に変更されました。

本拠地は、サンディエゴにあるペトコ・パークです。

この球場は、2004年に開場し、メキシコ湾に面した美しい景色を楽しめます。

また、右中間には西部劇のセットがあり、ホームランが飛び込むと銃声が鳴ります。

パドレスは、新規参入したチームとしては苦戦が続いています。

パドレスは、ワールドシリーズに2回出場しましたが、いずれも4連敗で敗退しました。

最初の出場は、1984年で、トニー・グウィンやスティーブ・ガービーなどの選手が活躍しました。

2回目の出場は、1998年で、ケビン・ブラウンやケン・カミニティなどの選手が活躍しました。

しかし、いずれも強豪チームに敵わず、優勝はなりませんでした。

サンフランシスコ・ジャイアンツ

サンフランシスコ・ジャイアンツは、1958年にニューヨークからサンフランシスコに移転したチームです。

チーム名は、ニューヨーク時代に「巨人」と呼ばれたことに由来します。

チームカラーは、オレンジと黒です。本拠地は、サンフランシスコにあるオラクル・パークです。

この球場は、1999年に開場し、サンフランシスコ湾に面した美しい景色を楽しめます。

また、右翼には水槽があり、そこにホームランボールが飛び込むと「スプラッシュ・ヒット」と呼ばれます。

ジャイアンツは、メジャーリーグの歴史や伝統において、最も重要なチームのひとつです。

ジャイアンツは、ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグといった伝説の選手と対戦したことがあります。

また、ジャイアンツは、ウィリー・メイズやウィリー・マッコビーといった名選手や、バリー・ボンズやティム・リンスカムといった現代のスター選手を輩出しました。

ジャイアンツは、ワールドシリーズに23回出場し、8回優勝しています。そのうち、5回はニューヨークでの優勝で、最新の優勝は2014年です。

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ドジャース地区まとめ

以上のように、ドジャース地区には、歴史や特徴が異なる5つのチームがあります。

これらのチームは、メジャーリーグ全体でもトップクラスの戦力を持っており、地区優勝だけでなく、ワールドシリーズ優勝も狙っています。

ドジャース地区は、メジャーリーグで最もレベルの高い地区と言えるでしょう。

ドジャース地区のチームは、それぞれに魅力的な選手やストーリーを持っており、野球ファンにとって見逃せない試合が多くあります。

ドジャース地区の今後の動向にも、引き続き注目していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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