ドジャースは、今オフに大谷翔平と山本由伸を獲得し、メジャーリーグで最も注目されるチームの一つになりました。
しかし、ロバーツ監督は、選手たちにただ勝利を目指すだけでなく、もっと重要なことを求めています。
それは「学び」です。
ドジャースのキャンプはメディアの殺到で大混雑
ドジャースのスプリングトレーニングが始まりましたが、その様子はかつてないほどメディアに取り上げられています。
特に、大谷翔平と山本由伸の両投手の動向には、日本だけでなく、アメリカのメディアも注目しています。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、「オオタニ効果」と題した記事を掲載しました。
この記事によると、10日(日本時間11日)には、選手駐車場前の入口に鉄柵が設置され、取材に訪れたメディアは70人に及んだということです。
また、大谷がウオーミングアップを始めた時、取材クルーが“場所取り”のために室内ケージに走って向かったことや、ギャビン・ラックス内野手やウォーカー・ビューラー投手が山本に関する質問を受けたことも紹介されています。
「ドジャースはこれまでも注目されてきたが、このスプリングトレーニングほど注目を集めたことはない」
と、記事は述べています。
ロバーツ監督が選手に求めるのは「学び」
ドジャースは、2020年ワールドシリーズでレイズを破り、32年ぶりの優勝を果たした常勝軍団です。
しかし、ロバーツ監督は、選手たちに満足することなく、常に向上心を持つことを求めています。
ロバーツ監督は、選手たちに
「このユニホームを着れば、物事の決め方(チーム方針)には一定の基準がある。それは(他球団より)責任が増すということを理解し、サインにより応じること、そして(他球団より)メディア対応に取り組むということだ」
と説明しました。
さらに、
「全員にとって学ぶべきことがあるだろう。勝利を期待されていると思うし、気分が乗らなくても質問に答えることは仕事に含まれていることだ」
と続けました。
ロバーツ監督が選手に求める「学び」とは、チームの方針や戦術、相手の特徴や弱点、自分の課題や改善点など、様々なことを意味しています。
また、メディア対応やファンサービスも、選手としてのプロ意識やブランド力を高めるために重要なことです。
大谷翔平や山本由伸にも影響するチームの“掟”
ドジャースに加入した大谷翔平や山本由伸にとっても、ロバーツ監督の言葉は重要なメッセージです。
両選手は、新天地での挑戦に向けて、高いモチベーションを持っていますが、それだけではなく、チームの一員としての自覚や責任も必要です。
大谷は、昨年9月に右肘を手術し、今季は打者に専念することになりました。
しかし、それは決して楽な道ではありません。
大谷は、自分の打撃力を証明するだけでなく、チームの戦術にも柔軟に対応する必要があります。
山本は、プロ野球オリックスから移籍し、メジャー1年目となります。
山本は、キャンプ初日からブルペンに入り、変化球を交えて21球を投げ込みました。
山本は、自分の持ち味であるスピードとコントロールを発揮するだけでなく、メジャーのバッターの特徴や弱点を学ぶ必要があります。
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ドジャースチーム掟まとめ
ドジャースは、今シーズンも優勝候補の一角として、高い期待を背負っています。
しかし、そのためには、選手たちが「学び」を重視し、常に成長し続けることが必要です。
大谷翔平や山本由伸も、その一員として、チームの“掟”を守り、貢献することができるでしょうか。
注目が集まるドジャースのキャンプは、まだ始まったばかりです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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