昨年のメジャーリーグでMVPに輝いたのはア・リーグがエンゼルスの大谷翔平投手、ナ・リーグがブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手だった。
今季は大谷がドジャースに移籍し、ナ・リーグのMVP争いの行方が注目される。
スポーツブックメーカー「Bet MGM」の予想では、アクーニャJr.が現時点で“1番人気”となっている。
では、大谷はどのくらいの確率でMVPを獲得できるのだろうか?
この記事では、ブックメーカーのオッズや各選手の成績をもとに、大谷のMVPチャンスを分析してみたいと思う。
ブックメーカーのオッズから見るナ・リーグMVP予想
米放送局「MLBネットワーク」は、公式Xで「Bet MGM」の予想を紹介した。
1番人気はアクーニャJr.で「+525」(100ドルを賭けた場合、当たれば賭けた100ドルに加え、525ドルが入る)となっている。
2番人気がムーキー・ベッツ外野手(ドジャース)で「+650」、3番人気が大谷で「+900」、4番人気はブライス・ハーパー外野手(フィリーズ)、フェルナンド・タティスJr.外野手(パドレス)、フレディ・フリーマン内野手(ドジャース)が「+1200」で並んでいる。
オッズから見ると、アクーニャJr.が約16%、ベッツが約13%、大谷が約10%の確率でMVPを獲得するということになる。
大谷は右肘手術の影響で今季は登板せず打者専任、指名打者での出場が見込まれている。
指名打者専念でのMVP受賞は過去におらず、そこが意外な“低人気”の原因になっているのかもしれない。
ファンは「大谷にはならない。あのチームでDHがMVPはばかげている」「ショウへイは獲らない。彼は打つだけで、投げることも守備に就くこともしない。
彼のことは大好きだけれど、獲らない」などとコメントを寄せている。
各選手の成績から見るナ・リーグMVP予想
ブックメーカーのオッズだけでなく、各選手の成績もMVP予想には重要な要素である。
昨季のナ・リーグMVPであるアクーニャJr.は、打率.337、41本塁打、73盗塁という驚異的な数字を残した。
アクーニャJr.はパワーとスピードを兼ね備えた5ツールプレイヤーであり、守備や走塁でもチームに貢献している。
ブックメーカーの1番人気に相応しい選手であるといえるだろう。
2番人気のベッツは、打率.307、39本塁打、107打点という好成績を残した。
ベッツはアクーニャJr.と同様に5ツールプレイヤーであり、チームの中心選手として活躍している。
アクーニャJr.に次ぐMVP候補として納得できる選手であるといえるだろう。
3番人気の大谷は、昨季エンゼルスで日本選手初の本塁打王に輝き、2年ぶり2度目のア・リーグMVPを獲得した。
大谷はパワーとコンタクトの両方を兼ね備えた打者であり、チームの得点源として活躍するだろう。
しかし、投手としての活躍がないことや、指名打者自体の評価が低いことが、MVP争いにおいて不利に働く可能性がある。
大谷はMVPの有力候補として見られているが、他の選手と比べて不足している部分を補う必要があるといえるだろう。
※おすすめ記事!【完全版】大谷翔平選手の学生時代!はコチラ
ナ・リーグMVP予想2024まとめ
ブックメーカーのオッズや各選手の成績をもとに、ナ・リーグMVP予想を分析してみました。
現時点では、アクーニャJr.が最有力候補として断トツの人気を集めている。
ベッツもアクーニャJr.に迫る存在として評価されている。
大谷は打者として素晴らしい成績を残すと思われるが、投手としての活躍がないことや、指名打者自体の評価が低いことが、MVP獲得の障害になっている可能性がある。
しかし、大谷はドジャースの強力な打線の中で、チームの勝利に貢献できる選手であり、今後も驚異的なパフォーマンスを見せることが期待される。
ナ・リーグMVP予想はまだまだ変わる可能性があるが、今のところはアクーニャJr.が一歩リードしているといえるだろう。
この記事では、ブックメーカーのナ・リーグMVP予想と分析を紹介しました。
読者の皆さんは、どの選手がMVPになると思いますか?
コメント欄で教えてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント