大谷翔平の2発はなぜ「失投でさえなかった」と言われるのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、オリオールズ戦で見せた2打席連続ホームランは、現地解説者たちをも唸らせる衝撃的な一撃でした。
先発したオリオールズの菅野智之投手にとって、メジャー初対決となった大谷との真っ向勝負。しかし、その結果は2本の豪快なアーチ。
しかも両方とも失投ではなく、制球されたボールを強引にスタンドへ運ばれたものでした。
ドジャースの解説者オーレル・ハーシュハイザー氏は
「菅野が被弾したのは失投でさえなかった」
と同情を寄せています。
どんなコースのボールを大谷翔平は打ち返したのか?

第1打席は外角高めに外れる152キロ直球。通常なら見逃されるか空振りを狙えるボール球でしたが、大谷はバックスクリーン右へ先頭打者弾を放ちました。
続く第2打席は内角ぎりぎりの153キロ直球。
これも打者泣かせの厳しいコースでしたが、大谷はほぼ同じバックスクリーン方向に運び、まさに
「反則級」
ともいえる一撃を披露しました。
解説者ジム・パーマー氏も
「制球が持ち味の菅野にとって、この結果は想定外だった」
と苦言を呈するほど、打撃の異次元さが際立ちました。
菅野智之の投球内容と課題は何だったのか?
菅野は3イニングを投げ切れず、7安打4失点で今季8敗目を喫しました。
4回には打球が右足つま先に当たり緊急降板となるアクシデントもあり、不運も重なった試合でした。
シーズン通算で被本塁打27本、9イニングあたりの被弾率1.69とリーグワースト級の数字が並び、球威と制球の両立に苦しんでいることが浮き彫りとなりました。
特に
「ストライク先行からスプリットで打ち取る黄金パターン」
が確立できなかったことが課題として指摘されています。
大谷翔平の本塁打争いに与える影響は?
今回の2発で大谷翔平は今季47号、48号に到達し、2年連続50本塁打に王手をかけました。
本塁打王争いにおいてもライバルとの差を詰め、シーズン終盤の注目度はますます高まっています。
単なる数字以上に
「どんな球でもスタンドへ運ぶ」
という圧倒的な存在感は、相手チームに恐怖を植え付ける要素となっています。
大谷翔平菅野智之から2発失投でさえなかったまとめ
大谷翔平が菅野智之から放った2本のホームランは、決して甘い球を仕留めたものではなく、厳しいコースを力でねじ伏せたスーパーショットでした。
「失投でさえなかった」という現地解説者の言葉は、大谷の打撃力の凄まじさを物語っています。
菅野にとっては厳しい結果となりましたが、両者の初対決はMLBファンに強烈な印象を残しました。
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よくある質問/Q&A
Q1:大谷翔平が打った2本のホームランはどんな球でしたか?
A1:1本目は外角高めのボール球、2本目は内角ぎりぎりの直球で、いずれも失投ではないコースでした。
Q2:解説者が「失投でさえなかった」と語った理由は?
A2:通常なら打ち取れるボールを、力でスタンドに運ばれたため、菅野の投球が悪かったわけではないと評したからです。
Q3:今回の結果で菅野智之の課題は何ですか?
A3:ストライク先行からスプリットで仕留めるパターンを確立できなかった点と、被本塁打の多さが課題として浮き彫りになっています。
Q4:大谷翔平の本塁打王争いはどうなっていますか?
A4:今回の2発で47号、48号に到達し、ライバルとの差を縮めて本塁打王争いがさらに激化しています。