大谷翔平の52号ホームランはどのような場面で生まれたのか?
現地時間9月19日、ドジャース本拠地で行われたジャイアンツ戦で、大谷翔平選手は「1番・指名打者」で先発出場しました。
1点を追う5回、二死一・二塁の場面で迎えた第3打席。相手先発ロビー・レイ投手が投じた95.5マイル(約153.6キロ)の外角高めの直球を、逆方向へと完璧に捉えました。
打球は大きな放物線を描き、左翼席に吸い込まれる逆転の52号3ラン。
スタンドのドジャースファンは総立ちとなり、背番号17は悠然とダイヤモンドを一周しました。
年間70本塁打ペースに乗った大谷翔平は何がすごいのか?

直近7試合で4本塁打を放ち、シーズン通算52本に到達した大谷選手。
単純計算すると年間55本以上のペースとなり、キャリアハイを大きく更新する可能性を秘めています。
かつて1998年にマーク・マグワイアが達成した年間70本塁打に迫る数字であり、現代のメジャーリーグで再現することは前代未聞の快挙です。
投手でありながら52本塁打という偉業は史上初?
大谷翔平選手の快挙は、単なる本塁打数だけにとどまりません。
メジャーの公式データアナリストであるサラ・ラングス記者によると、
と報告されています。
二刀流を続けたベーブ・ルースですら到達できなかった領域に、大谷は到達しました。
この事実こそが、大谷翔平が“唯一無二”である証拠です。
歴史的打者たちとの比較で大谷翔平の価値はどう位置づけられる?
大谷選手はドジャース移籍後2年間で通算106本塁打を放っています。
これは、ベーブ・ルース(113本/1920-21)、アレックス・ロドリゲス(109本/2001-02)、ロジャー・マリス(100本/1960-61)に並ぶ歴史的記録です。
さらに、マグワイアが70本を放った1998年までの2年間(94本)をも上回る数字。
これにより、大谷はすでに現代野球における
の地位を確立したといえます。
大谷翔平投手ではありえない次元まとめ
大谷翔平選手の52号ホームランは、単なる一発ではなく、メジャーリーグの歴史を揺るがす一打でした。
年間70本塁打ペース、投手でありながらの前人未踏の記録、そしてベーブ・ルースを超える存在感。
大谷翔平は、まさに“伝説を更新し続ける二刀流”として、世界中の野球ファンを魅了しています。
これからの1打席1打席が、歴史の新たな1ページとなるでしょう。
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よくある質問(Q&A)
Q1:大谷翔平の年間本塁打数の最多記録は?
A1:2021年の46本がこれまでのキャリアハイでしたが、今季はすでに52本に到達し、自己記録を更新しています。
Q2:ベーブ・ルースとの違いは何ですか?
A3:ルースも投手から打者へ転向しましたが、投手で50奪三振以上を記録しながら50本塁打を放った選手は大谷が史上初です。
Q3:今季の本塁打王争いはどうなっていますか?
A4:大谷はナ・リーグ本塁打ランキングのトップ争いに名を連ねており、フィリーズのカイル・シュワーバーらと熾烈なレースを繰り広げています。