メジャーリーグ、ドジャース対フィリーズの地区シリーズ第1戦が日本時間5日午前7時38分にフィラデルフィアで開幕します。
ワールドシリーズを目指す戦いの舞台裏で、注目を集めているのが 大谷翔平 投手(31歳)の“二刀流”起用の可能性です。
もし大谷が投手で先発しながら打順1番で起用されれば、ポストシーズン史上初の快挙となります。
なぜ「107年ぶりの快挙」と言われるのか?
過去にポストシーズンで
例は非常に稀です。
メジャー公式サイト記者によれば、それが実現したのは1918年、ベーブ・ルースがワールドシリーズ第4戦で6番打者かつ投手として出場して以来、107年ぶりという記録になります。
さらにもし大谷が打順1番で出場すれば、ポストシーズン史上で初めて
になる可能性も指摘されています。
この状況は、まさに
として注目を浴びています。
大谷翔平、PS初登板へ。投打両方で出場の構想は?

大谷はメジャー8年目にして、ようやくポストシーズンでの“先発投手”出場を迎えます。
これは彼自身にとっても初の経験です。
対戦相手のフィリーズには今季1度しか先発対決しておらず、その試合(9月16日/ドジャースタジアム)では5回無安打無失点、5奪三振と圧巻の投球を見せました。
フィリーズ本拠地・シチズンズバンク・パークでは初めて先発マウンドに上がることになります。
一方で、打者としても出場する意欲を語っており、会見では
など前向きな発言を残しました。
投打二刀流での出場が果たされれば、まさに史上初の試みです。
練習風景から見える“万全の仕上がり”
前日練習は3日(日本時間4日)にフィラデルフィアの球場で実施されました。
大谷はキャッチボールやマウンドでのシャドーピッチングで傾斜を確認し、仕上げに中堅方向への短距離ダッシュを3本。
通常より動きを入れて体調を整えている様子が見られました。
練習後にはロバーツ監督と和やかに談笑する場面もあり、緊張よりも期待感、チーム雰囲気の良さが感じられるシーンも。
球場入り後の最終調整を終え、彼は第1戦へ向けて万全を期しているようです。
大谷翔平ポストシーズン投打出場ならルース超えまとめ
大谷翔平が投打両方で先発出場すれば、それだけでも破格の快挙となります。
特に打順1番打者として投手起用されれば、ポストシーズン史上初。
107年ぶりの記録更新、さらには完全な“二刀流”の実現が期待されており、野球ファンのみならず世界中のメディアが注目しています。
彼の活躍が、記録の塗り替えを導くか──。
この地区シリーズ第1戦は、その歴史的一戦として語り継がれる可能性を秘めています。
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よくある質問/Q&A
Q1: なぜ“107年ぶり”と言われているのですか?
A1: ポストシーズンにおいて、投手が8番・9番以外の打順で出場した例は、1918年のベーブ・ルースが6番打者かつ投手として出場した時以来という記録に基づいています。
Q2: 打順1番で投手が出場した例は過去にありますか?
A2: 過去にポストシーズンで投手が1番で出場した例は記録されておらず、もし実現すれば史上初となります。
Q3: 大谷は過去に投打両方で出場したことがありますか?
A3: 通常のレギュラーシーズンでは、先発投手として出場した後に指名打者として打席に立つ「二刀流」起用が行われたことがあります。ただし、ポストシーズンでそれを実践するのは初となる見込みです。
Q4: フィリーズでの対戦成績はどうですか?
A4: 今季、フィリーズとの対戦は1度。ドジャースタジアムでの対戦で5回無安打無失点、5奪三振と素晴らしい投球を記録しました。本拠地・シチズンズバンク・パークでは初登板となります。
Q5: この起用が現実的と見られていますか?
A5: メディアは高い期待を寄せていますが、監督判断や試合状況によっては従来型起用になる可能性もあります。ただし、練習の様子や会見での発言からは、二刀流での出場を前向きに検討していることがうかがえます。